水谷隼vs平野友樹 H28年度全日本選手権
H28年度全日本選手権男子シングルス準決勝、水谷隼vs平野友樹の動画です。
絶対王者の水谷選手を例外として、上位進出を期待された選手たちが早々かつ次々と破れていった、波乱のH28年度全日本選手権。その台風の目の一人となったのが、平野早矢香さんの実弟・友樹選手。初戦で世界ジュニアチャンプの張本君を返り討ちにしたのに始まり、3年前のファイナリスト町飛鳥、早稲田の硴塚将人、2年前のファイナリスト神巧也と強豪を次々と沈め、ベスト4まで進出してきました。
この準決勝でのプレーも、ゾーンに入ってるというか、神ってるというか、もう振れば入るような状態。大きなラリーをことごとくモノにし、特に前半~中盤にかけては手がつけられないような感じです。
しかし、そこを何とかするのが水谷選手。ファオ前・ミドル前の台上からの展開で主導権を握ると、平野選手の勢いを巧みにかわして攻略。何というのでしょう、これがダメならあれ、と戦術の幅がとてつもなく広いですね。
敗れたとは言え、平野選手の闘志とプレーも見事でした。素晴らしいゲームに拍手です。
2017年1月24日
コメント
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コメント (8)
この試合は見ていてほんとにハラハラしました。打ち合いで分が悪く得点しにくい状態で、水谷選手も頭が真っ白になったと言ってましたが、正確なストップで流れを変えました。サーブレシーブ、台上と水谷選手の上手さが際立つ試合でした。両選手に拍手です。
平野選手負けても清清しい顔しててかっこいいですね
管理人さん、準決勝が準優勝になってますよ。
ハハハ、ホントですね^^。いかんいかん、訂正、訂正。
3ゲーム目の4-1まで、平野は最強でした。続ければ優勝だったでしょうが、続けさせなかったのが水谷の強さと信頼でしょうね。
強力なバックハンド、前陣でのカウンターとまるでMIUちゃんのようでした。優勝はW平野かと一瞬思っちゃいました。
水谷選手の総合力の勝利ですね
台上勝負に持って行ったところなんか素晴らしい
引き出しの多さは流石です
ただ、あえて苦言を言うならば水谷選手のドライブは打点から必要以上に球を持ち上げすぎです
水谷選手がドライブを打ってきたならば後方で引き合わずに中前陣で打点の頂点で対応する
無名にちかい選手でもそれができれば可能性がある
それを証明した一戦でもあります
水谷選手でも全日本は横綱相撲ではなかったと思いますね
平野選手はコンパクトなスイングでも威力あるボールが出せるのは強みですね
平野、大注目の中学1年張本智和にストレート勝ちとはあっぱれ!?社会人で団体優勝の立役者平野は世界ジュニアチャンピオンには手ごわいと予想、必ずやこの初戦に対策し意地を見せると思っていました。
強くなりました。早矢香さんの弟が精悍で男っぽい顔つきになりました。いつのまにか応援!ワールドツアーでも観たいなぁ。
この水谷戦はTTF2号さんコメントと同感でした。
今回、大島と村松が早くあたるのが勿体ないと、何と二人が初戦で宇田と吉村和弘に敗れたのは想定外。ただ村松、張本が’17デュッセルドルフへ選ばれたのは納得しています。大島、森薗もダブルスで救われました。
前回のような土日スポットライトで座席や通路が真っ暗にならなかったのは良かったです。テレビで大観衆がしっかり映っていて世界に稀なる卓球の国内選手権と分かります。