許シンvs水谷隼 クウェートオープン2016
クウェートオープン2016男子シングルス準々決勝、許シンvs水谷隼の動画です。いや~、アンビリーバブルなトンデモナイ試合を見てしまいました。
許シン選手は第3シード。シンガポールの李虎を降すと、2回戦ではブラジルのカルデラーノの挑戦を4-1で退け、順当に準々決勝進出。
対する水谷選手は第7シード、ポルトガルのアポローニャを4-2で打ち倒し、2回戦で丹羽選手との同士討ちを4-1で制しました。
で、この試合ですが、こんなにアグレッシブな水谷選手を見るのはちょっと記憶に無いような気が。先日の世界選手権決勝戦後、「普段と違うアグレッシなプレーをしようとしたが、普段と違うことをした分、それに対応されるとどうしたら良いかわからなかった」のようなコメントを残していましたが、その「どうしたら良いか」の答えを手に入れた…のかもしれないですね。
レシーブから台上バックドライブでゴリゴリに攻め、リスクを負いながら前陣カウンターを連発。下げられても中陣からカウンタードライブをかますなど、”ニュー水谷”と呼びたくなるようなプレーです。
水谷選手の進化に、許シン選手のメンタル、どちらも”素晴らしい”の一言。いや~、スゴイもの見せてもらいました。
2016 Kuwait Open Highlights: Xu Xin vs Jun Mizutani (1/4)
2016年3月20日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (25)
水谷最終ゲームの10ー4を見た時はもう水谷が許キンに勝ち、始めて中国の最強3トリオの一角を崩したと思いましたが、まさかあそこからまくられるとは思いませんでした。しかし、ほぼ互角に渡り合えるという証明にもなったと思うのでオリンピックの舞台でぜひリベンジして金メダルを取ってほしいですね。
こうでないとダメですよねー
前陣で強打してもちゃんと戻れるんだから自信を持って攻めていかないとね。
守りに入ると相手のペースだから、逆に自滅ですよね。
夢?幻?いったい何?ほっぺたをつねってみたらやっぱり痛かったです。許シンの力量、根性って言ってしまえばそれまでですが、ほっとした慢心でしょうか?10-4迄のスーパーショット、ミラクルショットは何だったんでしょう。3ゲーム目ももったいなかった。記憶に残る試合になりそうです。
何であんなにも別人になってしまうんだろう…
惜しいなぁ。しかし、五輪でも同じようなプレーができれば、団体、個人でのメダルも期待できそうですね。
なんかいやな感じはしましたが、まさかこうなるとは…
結果は残念でしたが、収穫があった試合だと思います。打倒中国のためまだ進化しようと挑戦し続ける水谷選手、素晴らしいです!
この動画を見て、素晴らしい試合って気持ちと、水谷選手の辛い気持ちが入り交じりました。悔しさを五輪にぶつけて下さい。
この負け方はメンタルの方が心配…
水谷さんは多分練習ではこの強さかそれ以上だと思うのですが、心がひるんだ時にも体が勝手に素早く反応してくれるところまで行けば勝てるのではないですか。筋肉が脳を上回るという感じで。。。
ITTFのHPで’デジァビュ’とあって「いつものように負けたんだ」と通り過ぎて、後で読むと何と!’10アジア選手権インド、ラクナウ’と記されていました。忘れもしない、4本のマッチポイントを逃さなければ、団体決勝で中国を破るという快挙達成でした。
その後は許シンに対してずっとノーチャンスでした。ここまで迫って惜しすぎる敗戦、あのピッチフォード戦と正反対、ドラマと言えばドラマですが・・水谷選手、五輪シードベスト4にオフチャロフと並んで入ることが大事です。(女子は愛ちゃんがフォンティアンウエィとランキング競争ですか。)
最後にもう一度フォア側に大きく振る展開が出来れば、勝利したかもしれません。
それにしても中国選手の底力は凄い。再度は全部強振してのポイントゲットということは、許昕も負けを覚悟したのでしょう。
水谷選手、荒々しさ満開です。次戦がとても楽しみです!
水谷選手は10-4までの大きなラリーからの得点の影響か、その後のショートゲームに対応できませんでしたね。
許シン選手はラリーでなく一発攻勢に切り替えてきていました。
水谷選手はトップ層にはレシーブからの攻撃が封じられがちですので、三球目を狙う許シン選手は、レシーブがフォアかバックかを予測するぐらいだったのでは。
考え方は分かれるでしょうが、10-6からの一点もバックサーブなど変則で攻めてもよかったかもしれません。
今年の本番はリオ五輪なので、今回の勝ちを逃がしたことよりも、他の中国選手との試合の機会を逃したことが大きいと思います。
水谷選手の強気なプレーの中に、時折、弱気なプレーが出てくるような試合で、若干、展開が読めない試合だったように思います。
打点を落としてループで入れに行くパターンが出た時には、カウンターをかなり食らっていたと思います。瞬間的に前に出るプレーもありましたが、徹底はされていなかったように思います。
今回の負けは結果として非常に悪いと言わざるを得ないのではないでしょうか。のちの五輪、世界選手権での戦いのアドバンテージになるはずの機会を失ったと考えると、恐らくご本人が一番後悔することになった試合ではなかったかと思います。確率的には、100回やれば98~9回は勝てる試合を負けた感じでしょう。そういう意味では技術的な問題ではなく、明らかに精神面の問題であったのでしょう。私が同じ立場なら、卓球人生の岐路に立たされている、という心境を思います。非常に辛い状況です。。
あと、別の見方をすれば、決定的に悪い展開が何度かありましたので、ベンチコーチが止められなかったのも問題であったかもしれません。コーチとしても、こういった試合をさせてしまったことは非常に後悔する事態だろうと思います。
この試合がオリンピック本番でなくて良かったと思って今後の糧にしてほしいですね!
かなり久しぶりにかなり良い試合を見させてもらいました!
まだまだ全然強くなれるはず!
頑張れ!水谷!
水谷さんは、どんどんたたみかけて攻めていける体になってきているのに気持ちが今ひとつ慣れていないのではないですか?
この試合を見て希望を感じた人はどれくらい?
自分は絶望に近いものを感じた
ここで勝てなかったということは、もはやもう勝てないんじゃないかと…
あれだけの差をあっという間にひっくり返された水谷、あと一点が取れなかっ水谷、この展開でも負けなかった許シン…
その差は計り知れないものでしょう
確かにいい試合をしました
でも、このクラスの選手達にとっていい試合をすることはそれほど重要ではありません
ただ勝つことが全てなのです
大きな成長を遂げるためのチャンスはそう易々とはやって来てくれません
だから、ここで勝てなかった水谷に心の底から失望しました
一体誰が、いつ、この中国一強の時代を終わらせてくれるというのか
惜しいなっとね。
中国は土壇場からでも強いですね。
許シン選手は10-4のマッチポイントを取られていてもそれまでの勢いが衰えないどころかさらに強気でミスもほとんどないのがすごいですね。許シン選手だけでなく中国選手はゲーム終盤がすごく強い印象があります。
それにしても許シン選手相手に最終ゲーム10-4でマッチポイントを握るところまで行けたことは快挙だと思います。奇跡のようなプレイも何度もありました。許シン選手を点数だけでなくゲーム内容でも追い詰められたことは、中国にまた一歩近づいたことの証だろうと思います。
水谷ってキョキンに勝った時あるんですか?
ニュー水谷とか言いあきたww
いつもプレーが若干前で少しリスクを冒すスタイルになるとチャロフにも勝つし中国にも迫れるのに、ちょっとの間にまたいつものプレースタイルに戻る
ラリー戦に強いとかよく言うが、水谷のスタイルは基本相手にも時間を与えてしまっているために中国選手とかボルとかには美味しいだけ
このスタイルを続けてほしい
水谷は格下にはほぼ絶対に勝つのに、中国選手とボルに対してはほぼ絶対に負ける。特に中国選手に対してはあと1点がどうしても取れない。まるで呪いのようだ。水谷自身、潜在意識で中国選手とボルには絶対に勝てないと思い込んでいるのではないだろうか。
格上の選手に対して最後の1点が取れないこと(最後の1点で精神的に萎縮してしまうこと)、これが水谷の最大の課題であると思う。そしてこの課題を乗り越えたとき、日本に金メダルが見えるんじゃないだろうか。
イッシーさん、今回の中東ツアーでの連敗含めて水谷選手は許シン選手に12連敗です。もちろん0勝。
馬龍に11連敗。張継科に5連敗。ファンに2連敗。
現在の中国4強との国際大会での対戦成績は0勝30敗ですね。
ちなみにティモ•ボルとの対戦成績は1勝15敗。
このへんの数字はオフチャロフ、荘、サムソノフあたりと比べても圧倒的に悪いです。
世界ランク上位には違いないんですが、水谷選手は本当の格上には絶望的といっていいほど勝てない。
それだけに今回の敗戦は悔しく、試合後に涙を流す素振りを見せたり、死にたいなどと呟いたのでしょう。