酒井明日翔vsセン健 オーストラリアオープン2014
オーストラリアオープン2014男子シングルス準決勝、酒井明日翔vsセン健(詹健)の動画です。クロアチアOPとほぼ同時進行で開催されていたので、こちらの動画も。
酒井くんはこの大会、U21で優勝、シニアでも準々決勝でヤン・ズィ(ヤン・ツーとも表記されますが)とのシーソーゲームを切り抜け、ベスト4まで進出してきました。対するセン健は三部くんをストレートで降しての準決勝進出です。ちょうど前節のフィリピンオープンで酒井くんとセン健をちょっと比較してみたりしたので、個人的にタイムリーな対戦、興味深いです。
で、動画を見て思うところは、酒井くんのセンスはやはり凄いな、と。管理人が思う「センス」とは、独創的なプレーを思いつく発想力と、その技をあっさりやってのけてしまう技術力ですが・・・。あの横回転ブロックの回転量なんかは驚きですね。
ただセン健、次第に酒井くんのプレーに慣れてきた様子で、横回転ブロックも第2ゲーム辺りからは効かなくなり始めています。この辺の対応力はさすが中国で鍛え込まれたただけのものはあります。
優勝は同じシンガポールの呉智康。前節フィリピンOPではセン健に沈められていますが、見事にリベンジを果たしています。
Australia Open 2014, Men’s Singles Semi Final
Asuka Sakai (JPN) vs. Jian Zhan (SIN)
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2014年5月27日
コメント
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コメント (4)
酒井選手自身のボールの横回転が強すぎて返されたときキツそうですね(笑)
ドライブの威力が足りてないように思いました。
かなり打点の早いボールならノータッチとれてますが、それを連続で繰り出すには丹羽選手並の反射神経がないと厳しいですよね
力ってのは日本の選手の永遠の課題ですかね・・・
中国と日本は同じアジアですし、パワーつけるのは可能だと思います。。比較対象がアメリカとかだったらあきらめがつくのですけどね
中国とは選手育成の方法が違っててもいいと思う。
つまり、体の強化より技術の強化を優先的に行っている日本の育成方法は、それはそれでいいと思う。
中国の真似したところで、中国を超えることはできない。
むしろタイペイの前陣速攻スタイルのように、別のスタイルで中国とは違った道で卓球を極めていったほうが中国を超える可能性が出てくる気がする。。
現に丹羽や水谷や松平健太のようなテクニカルなプレーに中国の選手が翻弄される場面も見られる。これは一昔前なら考えられなかったこと。
・・・体の強化に関しては、選手自身の意識の問題にかかってくると思う。ただ、中国には優秀な卓球専門のフィジカルコーチが存在するだろうということもなんとなくわかる。
日本も、選手だけでなくコーチ陣も世界一流になるように日々努力してほしい。