文佳/趙岩vs福原愛/若宮三紗子 ドイツオープン2013
ドイツオープン2013女子ダブルス決勝、文佳/趙岩vs福原愛/若宮三紗子の動画です。
福原/若宮ペアは予選3試合を難なく突破すると、本戦初戦で第1シード・台湾の鄭怡静/黄怡樺をストレート、続く準々決勝でハンガリーのペルゲル/ポータ(1回戦で平野/石川ペアを沈めています)を3-1。準決勝ではヨーロッパ選手権優勝ペアのゾルヤ/ヴィンターをストレートで一蹴しています。共に全日本選手権の女子ダブルスを4度、混合ダブルスを2度(若宮選手は1度)制しているダブルス巧者。動きや連携もよく、非常にいいペアリングですね。
試合は第1ゲームを日本ペアが圧倒。第2ゲーム前半もその勢いは衰えません。若宮選手はバック面表ソフト、福原選手も半粒、どちらもバック異質面の使い方が巧みで、フォアの強打も小気味よく決まっています。
しかし第2ゲーム中盤から中国ペアも変化に対応し、急追してきます。以降は付かず離れずの接戦へ。第3ゲームをジュースの末に落としてしまいますが、スレートで勝ち切るチャンスも十分にあっただけに、ここで決めきれなかったのは(ネットインという不運もありましたが・・・)、返す返すも残念。最終ゲームまで勝敗は持ち越されますが、ここぞという場面で回転と威力のあるドライブを放てるところが中国の強さなんでしょう。
最後の最後まで激しい打撃戦となるこの試合、素晴らしいです。
German Open 2013 Women’s Doubles Final
Wen Jia/Zhao Yan (CHN) vs. Ai Fukuhara/Misako Wakamiya (JPN)
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2013年11月22日
コメント
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コメント (4)
あれ?
この試合は、5セットマッチですか?
いやー、、、
勝てた試合だけにもったいない。。
若宮のダブルスの上手さが随所に光ってますね♪
この二人にとって、負けてしまったものの収穫の大きい試合だったのではないでしょうか!?
とここまで書いておいて、やっぱり勝つとこ見たかったなーって思いました(笑)
3セット目がとれなかったのが痛かったですね。
しかし、若宮さんのダブルスの上手さは
「すごい!」の一言に尽きますね。
ライブ観戦時、3度のマッチポイントがなんとも惜しかったです。’決められる時に決める’のが大事なのが改めて分かる試合です。愛ちゃんはこの前にシングルスで強いカットマン(胡とハン・イン)に連勝、目を見張る内容でした(文佳との決勝は疲労があったよう)。’14東京での韓国徐孝元に対してもこれは戦える!1月全日本3連覇も視界良好か。今が一番強いと再確認しました。
同年齢の若宮と相性が良いようです。佳純ちゃんは中、高校の決勝で合いまみえていた森薗が組み易そうです。
ところでカット石垣は愛ちゃん世代、トーナメント1回戦で第1シードフォンティアンウェイを撃破、ハン・インとのカット同士意地の対決には目を凝らしました(itTVが頼り)。また、ロシアでのベテラン福岡春菜の丁寧戦にも驚かされました。ツブ高ブロックやフォア前陣カウンターでほとんど勝ちかけていた。 *日本女子は中学黄金世代(高1佐藤瞳も加えて)とお姉さん選手とで’世代交代’を巡りせめぎ合いの競争が始まります。これは卓球ファンだけではない関心を集めていくでしょう。