アポローニャvsマツモト ワールドカップ2014
男子ワールドカップがドイツのデュッセルドルフで始まっています。まずはグループリーグのアポローニャvsマツモトの動画を。
日ペンの雄・ブラジルのマツモト。近年のワールドツアーを唯一、日ペンで制した選手です。ペンホルダーの特徴を最大限に活かした台上技術が秀逸ですが、シェークのバックとも十分に戦えるバック技術の多彩さも素晴らしい。フォアハンドは「ワールドクラスのトップ選手」というカテゴリで見ればやや劣っていると思いますが、これまたペンホルダーグリップの長所を活かし、コース取りが非常に巧みです。絶滅危惧種の日ペンでここまで戦えるというのは、個人的にちょっと感動モノです。
アポローニャもラリー戦の強さを存分に発揮しています。一時ケガで戦線離脱していましたが、何か以前よりボール捌きが凄く巧みになったように見えますね。この間のヨーロッパ選手権でもオフチャロフに勝利していましたし、いよいよ脂が乗ってきた感じです。ネタバレではありますがこのグループリーグを1位通過し、本戦1回戦では盟友フレイタスをストレートで降しベスト8入り。
マツモト、アポローニャ、両選手ともに特徴がよく出たナイスゲームです。
2014 Men’s World Cup
Cazuo Matsumoto (BRA) vs. Tiago Apolónia (POR)
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2014年10月25日
コメント
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コメント (4)
他のベスト8には誰が残ったのですか?
アポローニャの他は、馬龍、水谷隼、荘智淵、ボル、オフチャロフ、張継科、そしてナイジェリアのアルーナです。
サービスからのコース取りはショートで振るところなんかヘ・ジウェンにそっくりですね。ショートが本当にうまいですね。
個人的には、バックショートのうまさでは高礼澤に軍配が上がると思います。
ただ、マツモト選手の台上の多彩さ、独創性には惚れ惚れしますね。
フォアの超ループドライブも個人的に大好きです。