張継科vsサムソノフ ロンドンオリンピック
ロンドンオリンピック男子シングルスベスト8決定戦、張継科vsサムソノフの動画です(短いですが・・・)。
シングルスで優勝することになる張継科。決勝でも王皓を余裕すら感じられる試合運びで、見事4-1で沈めましたが、この張継科を最も追い詰めたのが、意外にもサムソノフ。ここ数年のパフォーマンスからみて、明らかに選手としては下り坂にあるサムソ。この五輪の舞台で現世界チャンピオンとフルゲームまでもつれる試合を展開するとは、誰が想像したことでしょう。
第1ゲームはあっさりと張継科が落としますが、第2・3ゲームと打ち込んで取り返します。しかしここで終わらなかったのが、今大会のサムソノフが凄かったところ。いつもは受け身の消極的な試合運びになることが多いですが、張継科のドライブをカウンターで打ち込んで第4・5ゲームを奪取。おぉぉぉぉ。
第6ゲームは張継科が取り、勝敗は最終ゲームへ。こんなに積極的にカウンターを打って出るサムソノフも久しぶりですね。2009年のワールドカップ以来?
オリンピックではつくずく、大激戦の末に敗れ去るパターンの続くサムソノフですが、今大会を最もわかせた選手の一人だったことは間違いないでしょう。
London Olympic Men’s Singles Round of 16
Zhang Jike (CHN) vs. Vladimir Samsonov (BLR)
第3・4ゲーム
最終ゲーム
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2012年8月9日
コメント
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コメント (2)
すごいですねサムソノフ。
全盛期には劣るけどそれに負けないぐらいの試合運び。
いやー、見習うところがたくさんありますね。
サムソノフ同様に個人戦前半で会場を沸かせたのは、女子ならアメリカのアリエル・シンに違いありません。張と同じく金メダルの李暁霞から2ゲームを奪い5、6ゲームも競り合いです。一体どんな内容だったか?団体の日本戦でどんなプレーを見せるのかとても楽しみでした。
王国7月号まるごと世界欄は、投資の神様W・バフェット氏が株主総会などにたびたび招待し卓球に興じていると伝えています。ロンドンではあのB・ゲイツ氏が応援していました。マスコミが話題にしてもよかった。3人とも16歳のアメリカの’14東京(団体)での活躍は如何に。
今回、床のスカイブルーでは観戦しにくいと心配でしたが、フェンスの赤との対比もあり大丈夫でしたね。しかしスポットライトの周囲(観客席)があれほど暗かったのはどうか。バドミントン会場とは実に対照的でした。5千人観客の表情、盛り上がり方がもっと見られればと思いました。