朱世赫vs馬特 超級リーグ2016
超級リーグ2016第2節、天津vs深圳の2番、朱世赫vs馬特の動画です。
大ベテランの朱世赫は言わずもがなの最強カットマンですが、馬特も今後が期待される中国の若手カットマン。今年21歳になるのでしょうか。数年前の中国国内大会で樊振東を4-3、閻安をストレートで沈め優勝した選手です。
馬特はファオ・バック共に攻撃力がスゴイ選手で、カットマンでありながらカット打ちも非常に強力、さしもの朱世赫も押され気味の展開です。
ただ前半は馬特ペースですが、朱世赫はプレーや球質を慎重に見極めていたのではと思われます。5点・7点で2ゲームを練習されるも、第3ゲームはプレーがアグレッシブになり、流れも逆転した感があります。ここから先の攻防は、攻守が頻繁に入れ替わり、スーパーラリーが連続、非常に見応えがありますね。
カットマン同士の試合とは思えない、ナイスゲームです。
Joo Se Hyuk vs Ma Te (China Super League 2016)
コメント
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コメント (4)
また、スゴイのがでてきたなぁ
会場を沸かすのにはもってこいのゲームですね。促進ルールはまず考えられません。球の勢い、スタミナは馬選手にはかなわないのは分かりますが、それにしても朱選手、動きが若い、まだまだ俊敏、凄すぎます。
男性版武楊か・・
かわいそうに・・
こんな秀でているのに世に出てこれないのは
ラバールールに問題ありと思いますよ
カットマン・表ソフト・裏ソフト・・
3すくみだったあの頃にルールを近づけるべき
お互い、攻守揃った見事なオールラウンダーですね。
実況も「漂亮(beautiful)!」「好球(nice ball)!」の
応酬がずっと続くナイスゲームです☆
ただ、馬特選手はこれからとはいえ、攻撃的チョッパーばかりでなく
ブチ切りカットで粘り倒す「壊し屋」タイプも見たいもの。
SHINさん同様、カット・速攻・ドライブのように
多様な戦型に満ちた頃の卓球が
ラバーやボールのルール改訂で失われた感があるのは
寂しい思いです。
TV映えも大事でしょうが、あの頃を振り返るに
ドライブラリー偏重ともとれる現代卓球が
本当にアスリートファーストと言えるのか?
ルール改訂の度に”特需”が訪れる
メーカーの利益に寄っていないか?等と
邪推してしまいつつ、
前時代的卓球で苦戦するこの頃です(苦笑