スッチvs孫穎莎 T2
T2から、スッチvs孫穎莎の動画を。
孫穎莎選手は彗星の如く現れた、中国の天才少女。今年のジャパンオープンでいきなりシングルス・ダブルスの二冠をさらうと、続くチャイナオープンでも劉詩ウェン選手を破り準優勝して、いきなりWR10位にランクインという脅威の16歳です。
で、相手はルーマニアのスッチ選手。何でしょう、あまり強くなさそうに見えて、これがまた不思議と強いんですよね…。T2では馮天薇や田志希、鄭怡静といった強豪に次々と競り勝っています。
さすがにこの試合は孫選手の楽勝だろうと踏んでいたであろう、解説の宮崎さん。スッチ選手のタックトップのユニフォームを見て、「ハンデ5本ぐらいあげたいですねぇ」なんて冗談をぶっこいていましたが(笑)、本当に強い。1ゲーム目こそ一方的なペースでしたが、その後は…。
スッチ選手のしゃがみ込みフォア前サーブがやたらと効いています。それほど意外性のあるサーブのようにも見えないのですが、最後の最後まで孫選手は苦しんでましたね…。
孫選手は完全にメンタルが崩壊しているように見受けられますが、これほどの選手をもってして…。卓球は怖いです。
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コメント (3)
しゃがみ込みサーブ、1ゲーム目で何度かバックにスピードあるロングサーブを出してフォアへの踏み込みを止めています。そして、レットが多い、つまりネットギリギリの低いサーブなので打ちにくいのでしょう。モーションが大きいサーブはコース、高さは狙いにくいものですが、練習量がわかります。
両コーチごーじゃすですね
いやー
スッチさん、素晴らしいですね。
欧州の選手は、身体の芯をムチのように使う、クラシックな打ち方なので球威があり、ラリーで全然負けてないというのが大きいですね。
日本選手が中国とやると、ラリーでは失点と決まっているのですが…
サーブレシーブの弱点は一日で克服できますが、基本の撃ち方の差はどうなんでしょうか。集中力云々というより、普段から完全にこのスピードで打ち慣れてますよね。