樊振東vsフェゲルル ポーランドオープン2015
ポーランドオープン2015男子シングルス決勝、樊振東vsフェゲルル(フェガール)の動画です。
フェゲルルが・・・来てしまいました。そして、ゾーンに突入してしまいました。
準々決勝でカールソンを倒し、ベスト4に進出。”やるなぁ、でも次はチャイナか。お疲れ様。”なんて無礼極まりない気持ちでいた管理人ですが(フェゲルル選手、ゴメンナサイ・・・)、なんと張継科を4-2で喰ってファイナル進出。
決勝戦の第1ゲームはラブゲームペースとなり、さしもの快進撃もここまでだねと思いきや(フェゲルル選手、本当にゴメンナサイ)、ここからあちらの世界に飛んでいって(?)しまいました。
目につくのは、やたらと堅いバックのブロック。カウンターブロックでなく、フワリとしたゆるい弾道のブロックながら、これが微妙に変化しているようで、見た目以上に打ちづらいようです。だれもが止めあぐむ樊振東の強烈なドライブを返して返して返しまくり、時折まじるカウンターで、樊振東も一向にペースが掴めない模様・・・。試合は誰もが予想しなかったであろう、最終ゲームへ。
WR8位のフレイタス、同4位の張継科に続き、また一人、一桁ランカーがフェゲルルに飲み込まれるのか。いやいや、手に汗握りまくりました。
Polish Open 2015 Highlights: FAN Zhendong vs FEGERL Stefan (Final)
(ダイジェスト)
(フル動画)
2015年10月26日
コメント
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コメント (20)
やっぱりオーストリアの選手はシュラガーの影響か他のヨーロッパ選手と違って前陣でプレーしますね。
そのプレイスタイルが今回の快進撃の要因だったのでしょう。
この成績は決して偶然ではなかったと思います。
おそらくノーマークだったであろう選手との予想外の競り合い、若いファン選手にとって難しい場面だったと思いますが、最後の最後で素晴らしい攻撃。精神面でも成長したんじゃないでしょうか。
シュラガーも遅咲きの選手でしたし、
フェガールはこれからに期待ですね。
フェゲルルにも驚きましたが、樊振東の最終セットのギアチェンジは衝撃すぎますね。
フェゲルル。ちょっとすごい選手が出てきましたね。
ほぼ無敵に近い樊振東をここまで追い詰めるとは驚きです。
先輩のガルドスは速いですけど、ここまでの守備力はない。
どれだけ体勢が崩れていても適切なラケット角度を出して何本もブロックするのはすごい。
サーブレシーブと台上もうまいですし。
基本前陣を死守して戦いますが、中陣でラリーになっても相当に強い。
間違いなく今大会のベストゲーム。素晴らしい試合!
この頃は遅い時間のライブは観ていなかった。これは例外でした。
久し振りに観客とともに’一球ごとに’目を凝らしていました。
前に「フェゲルル名は知っていたが・・長身でラリーが強い」とコメント。
が、ここまでの前陣プレー!でしたか。フォアカウンターがずっと入らなくても徹底していた。劉監督には「日本選手より怖い」と言われかねない。ヨーロッパの自信回復のきっかけになるかと夢想。ガルドスと2枚看板で欧州団体優勝でしたね。
テーブルに置いたボールを見てからのサービス、ラグビー五郎丸ではないけれど一つのルーティン、気を整える手段ですか。
フェゲルル選手、サービスがフォルトのように見えるのですが…
今年?のブンテスリーガーでオフチャロフとフルゲームの試合をしていた時は「こんな強い選手が無名なのか」と思っていましたが、やっぱりメチャメチャ強かったんですね
熱い試合でした!
フェゲルルのブロックのピッチ、回転の変化幅やコース取りが素晴らしく、マツケン選手が許昕と善戦したときを彷彿させます♪
またフェゲルルはリーチが長いので、抜けそうな球でも手が届いたり、また高い位置からのラケットさばきで樊振東の強力なドライブの球を上からしっかり押さえこんだりと、フィジカルな優位性はありそうですが、年齢を重ねたらこういった卓球がとても参考になるような…笑
フェゲルル選手のサービスは確かに際どい、と言うかインパクト寸前迄にハイド状態でインパクトとほぼ同時(に見える)にかなりのスピードで引いています。レシーバからはインパクトの瞬間ラケットとボールの付近を手が素早く動いているのですから、嫌でも視点が何度かそちらに移り、サーブの情報が少なくなるでしょう。その為か樊選手のチキータも厳しいコース取りが少なく、バッククロスに集まっている様でした。準決勝では張選手は何度か審判にアピールしていましたが、その後肘の不調もあり、随分と集中を欠いたようです。劉監督辺りは、相手の際どいプレーやアクシデントにも動じず、戦術転換出来る精神力が大事。とか言いそうな。樊選手の素晴らしい精神力が際立った試合に感じました。フェゲルル選手の粘りも素晴らしく、中国選手に対しても臆することなく最後まで集中した良いプレーでした。
最終セット7-7からのファンのドライブ連打、すごすぎましたね・・・
いきなり打球音変わってノータッチで抜きまくる
びっくりしました
オーダーさん、フェゲルルもオフチャロフもブンデスリーガ所属ではないので、私が観たものと同じであればヨーロッパチャンピオンズリーグの準決勝第1戦だと思います。
オーストリアの選手は遅咲き傾向が強いので、27歳のフェゲルルはまだまだ伸びしろがありそうです。
審判がセーフと判断してるんだからサーブはセーフなんでしょう。
トップ選手は際どいグレーゾーンのサーブが常識ですから。
まぁ巻き込み系はハイドっぽいし、YGサーブは完全に腕が残ってますけどね・・・w
最終ゲームの7―7からのプレーは圧巻ですね。
フェゲルル選手を見ても、前陣でパワフルなプレーができないと中国には伍せないですね。
それにしても、劉監督は中国代表をどうするのでしょうか。。
あそこ(7-7)から傍目にも明らかに、空気が変わりましたよね。土壇場ですべての迷いを振りきって100%のパフォーマンスを発揮できる・・・これが世界トップのトップたる所以なのでしょう。まざまざと見せつけられた思いです。
フェゲルルのサーブはあれで問題なかったのかどうか…
それにしても、この展開できたうえでの最終ゲーム7-7からすごいですね。
樊振東の精神力の強さをまじまじと見せつけられましたw
樊振東選手がパワー有り、テクニック有りなのは、周知の事実。それよりフェゲルル選手の相手を翻弄するような卓球、いいですねえ。長い手足を上手く使い、自身の体を粘着ラバーのようにして吸い付く様にラリーする。サービスは気になりますが、いくらでも返すブロックは素晴らしいの一言。中国選手に一泡喰わせるようなフェゲルル選手の様な日本選手、是非出てきて欲しいです。
なるほど・・・
前陣で守る・・・盲点ですが有効なのですね
このオプションは水谷選手なら容易に身に着けられそうですが・・・
前~中陣でブロックが効いたのは、身長も大きな要因だと思う。背の低い選手では弾み上がってしまったボールを抑えるのが難しいんだ。
ここから二の手三の手を身に付けてリベンジして欲しい。
それにしてもサーブが際どいw
やはりシュラガーからの系譜であるオーストリアの前陣卓球は中国卓球に伍していけるポテンシャルのあるものなんですね。
ケチを付けたいわけじゃないんですが、実況はフェーゲルと読んでるように聞こえるので、フェゲルルという表記にはどうにも違和感あります。ちなみにティバー・王国の世界ランキングでもフェガールとの記載がありました。
ファンの最終セットの最後の怒涛の攻めは、競った場合フォアを突くことを予め決めていたかのような思い切りの良さを感じました。