村松雄斗vs尚坤 ジャパンオープン2015
ジャパンオープン2015男子シングルス準々決勝、村松雄斗vs尚坤の動画です。
吉村選手が話題をさらってしまった感がある今年のジャパンオープンでしたが、カットの村松選手もベスト8入りの活躍。岸川、水谷、塩野選手ら過去の優勝者や、優勝候補筆頭の馬龍が姿を消していく中、李平と丹羽孝希という実力者を沈め勝ち上がってきました。
村松選手は最近バック面を表ソフトから粒高に変え、新たなプレースタイルを模索中とのことでしたが、この試合ではかなりハマっているようです。カットに自分から変化をつけるのは厳しくなったかもしれませんが、中国選手のようにパワードライブでゴリゴリと押してくる相手には、バックカットの安定感が増したように見受けられます。
カットの守備力も高いですし、必殺のバックドライブも要所で決まってます。昨年のベスト4からは1つ落ちましたが、これだけ強豪がそろった大会でベスト8入りは立派でしょう。
このまま粒高で行くか表ソフトに戻すか思案中だそうですが、さらなる活躍を期待したいですね。
Japan Open 2015 Highlights: Shang Kun Vs Yuto Muramatsu (QF)
(ダイジェスト)
(フル)
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2015年6月30日
コメント
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コメント (5)
前日の丹羽選手との試合もこの試合も確かに守備力が高く素晴らしいですが、朱・水谷戦の時にコメントさせてもらったように朱選手は、拾い捲る球が皆低いです。村松選手は、若干高い様に思いますし又、攻撃力も完成度としてはまだまだこれから、という感じです。映像でなく、現地で生で見た感想です。ただ、若いし着実に伸びている選手ですので期待しますし、オリンピックに是非出場して欲しいです。
尚坤はカット打ちそんなに得意じゃなさそうですねー
粒高に替えてたんですか。全然気付きませんでした。
村松選手は変化よりかはラリーで勝負するタイプだと思います。また表ぐらいな切れ味の方が相手の球質も軽くなりそうで、得意の反撃に繋げやすいと思うので表の方が向いてそうです…ほぼ願望ですがw
自分は最近カットマンに転向したので参考にしてます。
尚坤選手、馬龍やシュシンのような一発で抜く球は少ないものの、似たモーションからループと乗せ打ちを混ぜてくる所や つなぎのストップの精度はさすがに超級のベテラン選手と言ったところです。
村松は流れの悪い後半にもう少し3球目で攻めてもいいかなと思いました。
村松選手の攻撃力は年々レベルが上がっていますね。フォアドライブの3球目は攻撃選手のようです。ただ私も、村松選手だけでなく今の日本カット選手は全体的にカットが浅く浮きがちな傾向が強いと思います。松下選手や朱選手のスイングは叩きつけるような、バックスイングが大きくフォロースルーが小さいフォームですが、日本の若いカット選手の特にバックカットは、ボールをラケットに乗せるような、バックスイングが小さくフォロースルーが大きいフォームが多いように思います。変化をつけやすいのかもしれませんが、それがボールが浮く原因のような気がしてずっと以前から気になっていました。