張継科vsフェゲルル ポーランドオープン2015
ポーランドオープン2015男子シングルス準決勝、張継科vsフェゲルルの動画です。
昨日もお伝えしたとおり、準決で張継科を喰ってしまったフェゲルル。
中盤からしきりに右肘を気にする様子を見せていたりと、張継科が本調子でないのは明らかですが、第6ゲーム11-11の場面でのサービスエースで大きな声が出ていたりと、決して試合を投げていたわけではないでしょう。
フェゲルルは間違いなく、賞賛に値する素晴らしいパフォーマンスを見せていました。決勝の樊振東戦ではブロックで我慢の展開が多かったですが、この張継科戦では積極的に仕掛けていっています。中国選手と見まごうような鋭いカウンタープレーも随所に見せ、中盤に相手が下がり目になるとゆるいブロックでペースを乱したりと、素晴らしいプレーですね。
新星・・・というには随分と年が行ってますが、遅咲きだった先輩のシュラガーのように、ここから覚醒するのか、フェゲルル。今後が楽しみですね。
Polish Open 2015 Highlights: ZHANG Jike vs FEGERL Stefan (1/2)
コメント
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コメント (9)
あの前陣では鬼強な張継科選手が気づいたら下がっている感じがします。ブロックで前陣に張り付かせずに下がったところで打ち合いに持っていく。これが今回のフェゲルル選手の勝ちパターンだったのではないでしょうか。
フェゲルル選手、もつれるような細長い手足ですが器用です。張継科選手の腕、心配です。
あの張継科相手にバック対バックのラリーで完全に上回っていたのが印象的でした。
ピッチの速さもそうですが、上から叩いたり、緩急をつけたり、ストレートコースをつくのもうまい。
勝っても一切声を出さず、さも当然のように歩き出すとこが大物感あっていいですねw
張継科選手もやはりフェゲルル選手クラスとやると、戦術の単調さや台上技術の拙さが目立ちますね。
途中から本調子ではなかったですが、中国選手を破るとは凄いです。
ブロックで足を止めてからコースを突いたり、緩急付けたり、バックの技術が多彩です。フォアもフットワークがいいです。
最近オーストリアが強いですが、これもシェラガーアカデミーの効果でしょうか。
中国選手は意外と相手が打つ前に動いて逆を付かれることが多いように感じたのですが、多球練習の悪影響ですかね?
フェゲルルはトップシード馬龍の棄権に乗じたとも言えますが、観客も中国ベスト4独占は見たくなかったでしょう。(ただ今回オフチャロフや丁寧などの途中棄権は気になります。)
盛り上がった準決勝からの2試合、フェゲルルの中国に対しての気力がすごいですね!レシーブ時に体が上下に震えるほどの(ルーティンかな)集中、相手に向かっている。何かやってくれると思わせる。(最近強い日本学生トップ達も同様に中国に立ち向かっていた。)
中国同時に世界3強(馬、許、ファン振東)は別格ですか、残念ながら。来年世界団体後3月に五輪候補発表とのこと(日本の発表時期の可否は今回問いません)。
5:35のチキータ、すごい曲がり方ですね、、、
張継科が本調子でないのが少し残念ですが、決勝戦のスコアを見てもフェゲルル選手の強さが分かります。
張継科は色々あってか集中を欠いているようですが、フェゲルル選手が何本も返すということもあってでしょう。
今後の活躍が気になる選手ですね。
フェゲルル大物感あるな、落ち着いたプレーに感心した
Zhang Jike惜しい。早く怪我治して前より凄いプレーして今年負けた奴にリベンジして〜!?