シャン・シャオナvs徐孝元-ハン・イン ドイツオープン2014
ドイツオープン2014女子シングルス決勝シャン・シャオナ(単暁娜)vs徐孝元と、準決勝のハン・イン戦の動画です。
ドイツのシャン選手は、昨年10月のヨーロッパ選手権で準優勝しているペン表の中国帰化選手。裏面は振らず、多彩なバックショートと鋭いフォアスマッシュで得点していく「古き良き中国式前陣速攻型」の選手です。このドイツOPでは、3回戦でイレーネ・イヴァンカン、準決勝でもハン・インと強豪カットマンを連破。決勝もまたチョッパーの徐孝元・・・。ちなみに徐選手はこの大会の第1シードです。
シャン選手は短いループ気味のドライブで丁寧に粘り、甘いカットがくるとすかさずスマッシュを叩きこむというペン表の教科書のようなカット打ち。しかし一つ一つの技術の完成度が素晴らしく高いですね。繋ぎのドライブやツッツキ・ストップのコース取りの巧みさ、ミスの少なさ、ブロックの堅さにカウンターの鋭さetc、管理人もこの域の足元にでも達したいです(夢かな・・・)。
ちなみにシャン選手の使用道具はこちら。ドイツトップ選手の用具が見られるので、好きな方には楽しいかもしれません。
福原・石川選手を除く女子選手の動画はあまり人気がなく、しかもマイナーなペン表ですから退屈に感じる人も多いかもしれませんが・・・管理人はシャン選手の芸術的なカット打ちに、男子決勝にも負けず劣らずというくらい感動しました^^。
German Open 2014 Women’s Singles Final
Shan Xiaona (GER) vs. Seo Hyo Won (KOR)
Semi Final : Han Ying (GER) vs. Shan Xiaona (GER)
にほんブログ村応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)
2014年4月3日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (8)
管理人さん、ペン表の動画を上げていただき有難うございます。ペン表の動画は少ないので、非常に参考になります。四分二七秒のストップなども何志文を彷彿させるものですね。
4分49秒www。ところでこんなペン表と当たったらカットマンはどうしたらいいのでしょうね…
カットマンは基本的には表や粒高に対しては劣勢です。
松下さんの本には基本的にはカットは切らない方がいいと書いてました。
単暁娜選手、完璧!Beautiful!!
シャン選手のカット打ちは、決め球につなげるまでの1つ1つの技術が丁寧で私たち一般選手にも馴染みやすいカット打ちですね。
カットの変化に戸惑うことなくここまでラリーがつながると、カットの選手もなかなかチャンスが見いだせないのが動画を通じて実感しました。
淡々とつなぐと良いのかもしれませんね。
徐孝元選手ほどの人でも昨年の4月の石川選手との試合とは別人に見えます。
「徐孝元vs石川佳純 韓国オープン2013」
確かにカットマンは表は苦手かもしれませんが、やはり打ちミスが少なく、ストップなどが上手い選手と当ると苦しいのかもしれませんね。
試合を見比べると参考になるのかも?と思いました。
いまや韓国のエースである徐孝元を2ゲーム目から一方的に破ったのには驚きました。ペン表のカット打ちお見事でした。
残念なことにこのシャンとハン・イン(平野早矢香を破る)という’13欧州団体優勝の主力二人は世界団体の参加資格はないようです。シャンとフルゲームだったイヴァンカンと若いゾルヤが対香港戦の鍵を握るでしょう。
日本もドイツと準々決勝の可能性があります。予選リーグを北朝鮮ではなく台湾を引き、日本の卓球人すべてがホッとしました。「福原のいない日本は、第2シードではなく6,7番手」(村上監督)ならば、ベスト8の試合が大一番、これをを乗り切れ得るかですね。
石垣に頼むところが大きいのですが、ここで同じ戦型のリー・ジエ(オランダ)に(全日本では根本に)敗れたのが気になります。
アジアカップも参考にすると北朝鮮のリ・ミョンスンがカットのトップかもしれないと思います。パリ大会混合優勝の左キム・ジョンもいるチームは代々木で波乱を起こしそうです。
徐孝元は、数年前にまだ世界ランクがすごく低かったときに福原選手を倒してた試合を見た時から、すごく気になってた。
なにが気になっていたかというと、可愛かったからw
あとは可愛いのに、動きが迫力あるなと思っていた。
まさか、ここまで世界ランクがあがって、韓国のエースになるとはその時は思わなかった。
そして、さらに可愛くなっているとは思わなかったw