張継科/ハオ帥vs荘智淵/黄聖盛 オーストリアオープン2013
オーストリアオープン2013男子ダブルス決勝、張継科/ハオ帥vs荘智淵/黄聖盛の動画です。
1回戦で松平健太/吉村真晴が中国の方博/周雨に見事3-1で打ち勝っていますが、次のラウンド(準々決勝)でこの荘智淵/黄聖盛にフルゲームで敗れています。高木和卓/大矢秀俊も、この張継/ハオに予選でストレートで敗北。
で、台湾の黄聖盛はあまり聞かない名前ですが、水谷が準優勝した2005年の世界ジュニア選手権で、岸川聖也を破りシングルスベスト4、江宏傑と組んだダブルスでも岸川・水谷の2連破を阻み優勝しています。しかし、その後はあまりパッとした成績は残していません。バックハンドのブロックやカウンターが得意なようですが、この試合ではこれがよく効いてます。
対する中国ペアは、張継科の台上フリックの巧さが目立ちます。台上バックドライブは張継科の代名詞みたいな技ですが、それは左利きのハオ帥とのペアではそれほど機能していないような・・・。逆に、台上でのフォア強打の得点が印象的です。
試合は最終ゲームのジュースまでもつれる緊迫した展開に。ナイスゲームです。
Austrian Open 2013, Men’s Doubles Final
Zhang Jike / Hao Shuai (CHN) vs. Chuang Chih Yuan / Huang Sheng-Sheng (TPE)
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2013年2月4日
コメント
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コメント (3)
張継科は、左利きの選手との相性は良くないかもしれませんね。
張継科の台上バックドライブは、左利きの選手の前を通ることになり瞬間的にボールを隠すことになるので、ハオ師のボールへの反応が遅れてしまっている場面が多いです。
個人的には馬林とのダブルスが好きなのですが(^-^;
試合には関係ないのですが、プロツアーの出場選手ってそれぞれの国ごとに決めているのでしょうか?
どういった基準で出場選手が決められているのか気になるのでわかる方がいらっしゃれば教えて頂きたいです。
確かに左利きのハオ帥とのペアでは、張継科はレシーブにおいて台上バックドライブを発揮しづらいでしょう。ですが、結構良いペアではないかと思います。張継科/ハオ帥といえば、2009年世界選手権で出場していましたし、銅メダルと結果も残していましたから。
黄聖盛は名前ぐらいしか知りませんでしたが、動画ははじめて見ました。2005年世界ジュニアであのような結果を残していたことも初めて知りました。確かにバックハンドを巧いですね!今後、また活躍してほしいです。
なんか台湾てジュニア時代に活躍してもシニア時代に伸び悩んだ選手が多いような・・・。他に例を挙げれば、江宏傑や陳建安、呉志祺・・・。
張継科とハオ師はどことなくスイングが似てますね