丁寧/李暁霞vs平野美宇/伊藤美誠 カタールオープン2013
カタールオープン2013女子ダブルス準決勝、丁寧/李暁霞vs平野美宇/伊藤美誠の動画です。この大会の全試合を通じて最大のサプライズが、日本人小学生ペアのベスト4進出でした。
前節のクエートオープンでも準々決勝に進出した平野/伊藤ペアですが、このカタールOPでは本戦1回戦で韓国の田志希/梁夏銀をストレートで下し、2回戦(準々決勝)では昨年のハーモニーチャイナオープン女子ダブルス準優勝の李暁丹/趙岩(中国)をなんと3-1で撃破。小学生のワールドツアーベスト4入りは、前代未聞の快挙でしょう。
準決勝の相手は世界選手権・オリンピクの1位・2位である丁寧/李暁霞ですが・・・。
第1ゲームはガチガチに緊張しているのか、ミスを繰り返し全くいいところなく圧倒されます。しかし第2ゲームからは堅さもとれて、持ち前の早い打点の両ハンド強打が冴えてきます。ボールだけを見れば小学生とは思えないですね。
しかし如何せん体格が完全に小学生、速くてもボールが軽いのでしょう。少しでもコースが甘いと、一歩下がったところからズドンと一発で盛り返されてしまいます。女子パワー卓球の世界最高峰にいる丁/李ペアだけに、速さだけでは勝ちは掴めない・・・ところです。
とはいえ、まだティーンエイジャーにもなっていない2人、10年後ですら「若手ペア」と呼ぶことが可能な年齢です。今後の成長が実に楽しみです。
2013 World Tour Qatar Open: Miyu Hirano/Mima Ito vs Ding Ning/Li Xiaoxia
にほんブログ村応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)
2013年3月11日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (5)
ダブルスって難しいですね。
久々の投稿です!
この一戦には関係ないのですが、
最初の韓国選手は誰ですか?
心なしか石川佳純に似ているような。
最初の写真は韓国の妖精、美形カットマン徐孝元です(私が名付けました。が、似ていないと思う^^)。実は今回のシングルスで李暁霞と結構競っています。金キョンアが退いてもこの小柄なカットマンも侮れません。数年前に愛ちゃんが札幌’きたえーる’で敗れた試合は忘れられません。
さて本題、日本の小学生ペアはあのステージに立つこと自体が驚異でしょう。itTV録画は何度か観ていました。五輪金、銀が相手ですか。1ゲーム2点目のカウンターは李の本気のプレー、丁寧の右利き相手フォアサイドへ打ち込むボールもさすがです。
しかし3ゲーム目大量リードされるなかでもラリーは素晴らしかった。ここから小学生ペアが追い上げていく展開と得点には目を見張りました。二人のハーモニー、調和が良いです。チキータと逆の横回転のレシーブなど革新的では!筋力がついてもう少し足が踏ん張れれば・・数年後には互角と思ってしまいます。最後のラリー、美しい終わり方でした。これが小学生女子選手!なんとも楽しみです。
ちゃんと握手しなきゃですね。
せめてジュニアの頃は。
’握手’にこだわらなくとも良いのでは。金メダリストはタッチを求めていると見えます。逆に握手しにいくのはおかしいかと。二人は試合前に(孔コーチとは試合後)握手に加え’おじぎ’をしています。卓球界の流れ、各国文化の違いを考えるとむしろ仕方のないことでは。
<前の続き>小学生ペアは昨年神戸での荻村杯でも韓国ペアを破るなど観衆を沸かせました。実はワールドツアー大会の前半からこの雰囲気は日本だけかと驚き嬉しかったものです(中高年愛好者よ、更に多くの観戦を!)。6月の横浜大会も楽しみです。
今年1月、東京富士大ペアに気合負けした全日本、来年も女子ダブルスはレベルが高い。藤井/若宮、石川/森薗(クウェートでは小学生ペアにストレート勝ち)、平野/福原(?)らにどう挑むか。美宇/美誠ペア、ベスト8以上で最終日を迎える実力が充分あります。優勝すら可能じゃないですか。