馮亜蘭vs常晨晨 ロシアオープン
ロシアオープン2012女子シングルス決勝、馮亜蘭vs常晨晨の動画です。元世界ジュニア王者対決ですね。
第1シードの馮亜蘭(黒いユニ)は2006年の世界ジュニアチャンピオン。準決勝で前々節ハーモニー・チャイナOP優勝の陳夢をストレートで破っています。
相手の常晨晨(赤いユニ)は2004年世界ジュニアチャンピオン。準々決勝で2010年世界ジュニア王者の朱雨玲、準決勝で2010年ヨーロッパ王者のパブロビッチを、それぞれフルゲームで振り切り決勝進出です。
馮亜蘭は’10ドイツオープンで優勝した時など、かなり下がって両ハンドドライブを振り回す「女クレアンガ」といえるようなスタイルでしたが、この試合では以前より前目でプレーしています。といっても、中国女子選手としてはかなり下がり目と思いますが。それにしても、相変わらずすごいパワーだ。
方や常晨晨、馮亜蘭とは好対照に恐ろしく早い打点で両ハンドカウンターを繰り出しています。ボールタッチが素晴らしくよく、メチャクチャ巧いですね。偶然というか、先日のフィジカルについてのコメント論争を地で行くような試合です(笑)。
話はちょっとそれますが、この2人の試合後の態度が実に清々しく笑顔が可愛らしい。普段から仲良しなのかな?
Russian Open Women’s Singles Final
Feng Yalan (CN) vs. Chang Chenchen (CHN)
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2012年9月23日
コメント
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コメント (19)
女子の選手って、結構ピッチの速い前陣での試合が多いような気がしますが、馮亜蘭は男みたいに中陣で戦いますね。
さすが中国。
宮崎監督は補助剤の事(日本は使えないからパワーで勝てない)も含めて
日本は打球点を求めたプレースタイルを目指す
と言ってるように僕は感じましたが、、、。
僕は今の日本の「プレースタイルは」間違ってないと思います。
現に丹羽選手が他国の選手にはないくらいの
異例の若さで結果を国外で残しています。
今の選手のカウンタープレーは回転をかけた上でのカウンター(安定性との両立)なので。
昔の日本選手とは違う意味での「速攻」型の選手だと思います。
それとフィジカルの問題については
管理人さんの意見と近いかもなのですが、
それ(フィジカル)だけが問題で勝てない訳ではない。
という事です。
もちろんフィジカルは大切だと思いますが、
現に丹羽(松平)選手が自分より
何倍も体格のいいヨーロッパ選手をボコボコにしてます。
結局は技術+フィジカルで初めて成立することだと思います。
丹羽選手は世界ジュニア優勝のインタビューで
今のプレースタイルのままでいくが、
大きなラリーになったときに打ち抜けるパワーをつけたい。と言っていました。
なので、日本選手にフィジカル面向上の意欲がないかといえば、そうでもないみたいです。
(その意欲がたりねぇんだよぉ!といわれてしまえばそれまでですが、
丹羽選手はまだ年も若いし身長も低いので、
いきなり馬龍のような体格になる訳にはいかないので時間がかかるかと)
あとオールフォアの話はもういい加減やめてほしいと思う今日この頃です(←昭和卓球の人にぶん殴られそうな発言ですが)
日本のプレースタイルではなくても、
今の世界の卓球は速くなって来ているので
オールフォアの戦型ではとてつもなく不利。
という話はどこの国でもある程度のレベルまでいけばされている事です。
吉田選手も不利を承知であのスタイルでやっているわけですし、、、、。
韓国も若手選手はみんな両ハンドですよ?
(他の国はいうまでもないですよね)
結局の所僕が言いたいのは
日本のプレースタイル自体は間違ってないが、
やりたいこと(速いラリー)ができなくなった展開のためにパワーは必要。(よく見たら呂林さんと一緒でした汗)
ということです。
長ったらしくかいてしまいスミマセン><
むしろ丹羽選手は既に肉体的に完成されている感じがします。
筋肉もがちがち固そうですし。早熟な張継科選手みたいな。私の勝手なイメージですけど
オリンピックの他の競技みても、17,8才〜20前後くらいの選手が一番体力、パワー、スピードがありそうに見えます。
ただ卓球はただのフィジカルのぶつかり合いではないので、どちらかと言えばみんな遅咲きなんでしょうかね。
ほとんどの中国選手は丹羽君レベルの速攻卓球ならやろうと思えばできると思います
中国系女子選手はみんな髪が短いですね。
知り合いが、最近よく言われる「中国女子卓球の男性化が進んでいる」というのを、別の意味で冗談めかして言っていました。
流行なのか、動きの機敏さを損なわないためにあえてそうしているのか、知りたいです。
先日のフィジカル論争をいま拝見しました。
ちょっと思い出したのが、梅村礼っていう女子選手が数年前まで日本代表で出ていたと思うんですけど、彼女は体格、ボールの威力という点でも世界トップクラスの選手だったような…
実際に当時の団体戦で張怡寧に勝ったりしてましたよね。
日本女子は十分に健闘しているとは思いますが、やはりパワー重視になっていますからね。
ああいうスケール感のある選手、また出てこないですかね。
>>4 匿名さん
それなら丹羽選手はいとも簡単に攻略されてしまったでしょうね。
しかし実際には丹羽選手は、中国のジュニア選手(あと馬龍選手)を世界ジュニアやプロツアーで何度も破っています。
中国にもあのスタイルがいない、できる人がいないから丹羽選手は勝てて来れたのではないでしょうか?
何故4 匿名さんがそう思ったのかは謎ですが、
中国のプレースタイルとは全く違うものなので、
どちらのスタイルが有利かは別としてできる人はいないでしょう。
上のコメント間違ってました(汗
匿名さんがそう思ったのか ×
匿名さんが何故そう思ったのか ○
でした。
何度もコメントしてしまいすいません、、、。
中国女子の「男性化」計画、着実に進んでいるようですね。他国はどう対処しますか...現在ヨーロッパが総崩れですし、自前の選手で対抗可能なのはほぼ日本のみですが。
馮亜蘭はフォアも素晴らしいがバックドライブが凄いですね。確かに「女クレンガ」ですねw
>Pさん
近いスタイルとして中国には陳杞、赫帥と言う選手がいます。丹羽選手よりはやや距離を取りますが。
威力と安定性の両立の件おっしゃるとおりですが、丹羽選手のレベルに至ってもまだ安定性が足りないのでは?というのが私の考えです。特に待ちを外されカウンター出来なかった時のフォアブロック、快帯で弾かれる場面がまだ多いと思います。
陳杞、赫帥なみの安定性を出せたら現在のスタイルでも相当行けるかと思いますが、丹羽選手の用具(アムルタートFLにテナジー25でしたか)では至難の業ではないかと思われます。なんせ丹羽選手の打球感覚をもってしても抑えられないんですから。粘着ラバーを使えば抑えられるとは思いますが今度はスピードが...
と言うのが「威力と安定を両立させる用具、技術が確立していない」と私が思う理由です。
(もちろん相手に決定的な打球をさせないサーブ、レシーブ、配球を可能な限り行うことは当然として)
丹羽君が世界ジュニアで勝てたのは、小手先の技術と試合運びがジュニア離れしていたからでしょう。
馬龍は勝手に自滅しただけです。
速攻はやろうと思えばできます。
有利なスタイルではないからやらないんです。
俺は高2であんましゆうのはあれなんですけど
上の人に言いたいのですが
今の中国選手が前陣でカウンターを打つことが
あの体パワーで出来ますか?
俺は無理があると思いますよ。
つうか別にカウンターしなくてもパワーが自分たちに
あるのでわざわざしなくても勝てますよねw
日本選手はフィジカルをっていいますけど
元々日本人てパワーどころか体小さいじゃないですかw
なんぼ鍛えても中国選手みたいな体には
ならんでしょw
だから宮崎監督は今のプレースタイルであっていると
おっしゃってるんでしょ?w
俺もあっていると思いますよ今のプレースタイルで
でも鍛えすぎると・・・松平の弟みたいに潰れちゃいます
だから結構微妙なんだと思いますよ
まあつまり何が言いたいかというと
丹羽選手含み今の日本人選手は
体を鍛えてパワーを上げるのもいいけど程々にして
中国選手より早く早くせめてカウンターを決める
それができれば中国の帝国時代が終わると思います
これが僕の言いたかったことです。
ながながとすいませんでした。
後俺も結構カウンターは試合中よく使います
だって自分でパワー出して打つより
相手のパワーを利用したほうがらくだもんねw
またまた、にぎわっていますね!丹波くんタイプはその長所を活かしたうえでのフィジカルの向上を!吉村選手のようなタイプは中国選手に負けないフォアとバックとフットワーク、台上など!戦型によって鍛えるものが違ってくるのかもしれません? ワルドナーもメチャクチャなパワーを持っているわけではありませんし、タイミング、配球、回転の差、試合運びなど多くの要素が絡み合い世界のトップになれるのではと思います。なんか分かっているようなコメントですみません!
フィジカル論争の件は、中国トップ=張継科・馬龍・許シンを倒して日本選手が世界1になるためには・・・というレベルの話であることを再確認して頂きまして(世界ジュニアや欧州トップレベルの選手は現在のスタイルでもまだ倒せるだろうということで)、
鍛えすぎてムキムキマッチョになっても(笑)動きが鈍くなり弱くなる、だから微妙というのはもっともですね。
ただ、日本人って体小さい・・・とは必ずしも言えないと思いますよ。
許シンは180cm超えてますけど、馬龍175cm、張継科173cm、王皓173cm。
丹羽君は162cmですけど、水谷173cm、松賢兄173cm、松健弟もほぼ同じ、と体のサイズは皆ほとんど一緒ですし。
にもかかわらずあのパワーの差は(差は力だけではないですが)・・・ってことですね。
でも、翻って女子はかなり体格差ありますねorz。
管理人さん
身長のことではなく体格
つまりはガタイの大きさのことです
松平の兄はガタイはある方だしパワーありますが
水谷はそんなにないと思いますよガタイが
まあパワーで卓球は決まるもんではないと俺は思うんで
日本人選手には頑張ってもらいたいです★
確かに体型によって戦型は限られてくるかもしれません。
でも、日本人は中国人と同じアジア系の民族でしょ。
そんなに変わらないと思います。
少年時代からの戦型でガタイは変わってきてしまうかもしれませんしね。
丹羽選手は超人的な反応力があるから結構あの戦型でもうまくいっているのかもしれません。
水谷選手は体のしなやかさでパワーのなさを克服してる感じがあります。
松平兄弟は…。
賢二は体格がいいのでパワープレーができる。
健太はちょっとミスったかな~って感じですかね。
鍛えすぎたかな。
用は、生まれつきの体格と小さいころの努力でだいぶ変わるものだと思いますよ、僕は。
>呂林さん
え。丹羽選手は劉詩雯FLにテナジー25とテナジー05だった気がします。今年、変更したのかな。
>CTさん
ラバーはおっしゃるとおりフォア=テナジー25/バック=テナジー05ですがラケットはオリンピック前に変更したようです。
といっても私もとあるサイトで見ただけなので実際の所どうなのかは知りません。
フォアをテナジー25にあわせてやや弾きの良いものにしたのですかね?
スピード、飛距離を増す為か球離れを速くする為か...理由は不明ですが。
管理人さん、どこからその数字が出ましたか。
張継科は180cm近いし、王皓も175cm位のはずですが。
張継科ってそんなに背高いのですか!!?
小さいのかと思っていた。
線が細いだけなのですか。
中身はイチローみたくムキムキですけどね。
常が優勝した’04神戸世界ジュニアは観戦しました。愛ちゃんがフルゲームで3歳下13歳の劉詩ウェンに負けたのはショックでした。年下に負けるなど考えられない当時でしたから。以後の劉は順当に力を伸ばし、ランク1位まで登った(五輪不出場は不運としか言えない)。
当時の常晨晨は文句なく福原や劉を圧倒していた。管理人さんのコメントから最後も楽しみに^^動画を観ましたが・・この数年の常は圧倒的力は見せてはいない。しかし、神戸で見たときから結構年が経っているのに逆に無垢な表情と見えます、不思議な感じです。終了後ハグされてあの笑顔、可愛いでしょう、もう前からファンでした(笑)。