許シンvs王皓 ワールドツアーグランドファイナル
ワールドツアーグランドファイナル男子シングルス決勝、許シンvs王皓の動画です。
許シンはこの大会の第1シードで、2回戦で韓国の金珉鉐を一蹴、3回戦(準々決勝)でも世界最強カットマンの朱世赫にストレート、準決勝では馬琳を4-1で沈め決勝戦。対する王皓は第2シード、初戦で台湾の陳建安、次戦でシンガポールのセン健、準決勝で台湾の荘智淵を4-2で降してこの試合です。
さてさて試合ですが、「完全世代交代!」って感じでしょうか。ペンドラで一時代を築いた馬琳、裏面ドライブで新たな境地を開いた次世代の王皓。この最強ペンドラ2人に完勝して文句なしの優勝を飾りました。
かつてラリー戦では馬龍すら敵わないほどの無双ぶりを誇った王皓ですが、完全に許シンに力負けしラリーではほとんど得点できない状態。あの王皓をして、ブロックすら弾き飛ばさるってのはどんだけなんでしょ・・・。
打点の早さという面で見れば馬琳に敵うべくもなく、裏面ドライブの威力&安定性では王皓に一段劣ると思われますが、それを補って余りあるフォアドライブの威力(回転量がハンパでなさそう)とフットワーク。あの長身であの動きの速さですから、対戦相手としてはどこに打っても後ろから倍返しされるような感じでは。恐ろしい・・・。
若干先輩に遠慮している面があるのか淡々と試合を進めていますが、これでガッツリ乗った時の強さはどうなってしまうんでしょう。来年の世界選手権でライバルの馬龍や張継科との対決や如何に・・・ですね。
World Tour Gland Final 2012, Men’s Singles Final
Xu Xin (CHN) vs. Wang Hao (CHN)
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2012年12月10日
コメント
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コメント (20)
調子が悪いわけでもないのに王皓完全に押し負けてますね…これからのペン王者はシュシンなのかなー(@_@)
あの王皓がとめられないところを見ると許昕のループがどれだけスゴイのかよく分かりますね!
許シン、バックとフォアの切り替えしが巧くなり、バックも穴がなくなりました。相性もあるのでしょうが、張継科、馬龍、許シンの三国志時代に入りましたでしょうか?いかがでしょう!
4-0のストレート・・・。
影虎さんのいうように新三国時代に入ったかも。
管理人さんは許シンにやや辛口のコメントですが、柔剛トータルで見たらトップだと思います。精神的にムラのあるチャン・ジケより平均的には上行っていると思いますが、天才のあまり闘争心にかけるので大舞台ではイマイチ控えめの成績ですが、間違いなく半年後はランクトップとなると思います。
あの超早打点はどうラケットの角度を出しているのでしょうか?
また許シンのラバーの何でしょうか?
(ラケットはたしかローズウッドですが)
ご存じのかたは教えてください。
許シンの身体能力が素晴らしい!中~後陣からのドライブなのに、あの王皓が止めあぐねているのは威力どれだけでしょうか!?こんにちFドライブの重要性が益々際立つときに、あれだけ突出したパワードライブが打てるのは世界トップの射程十分ですね!
またバック側の威力が増してきたことから、ぜひ張継科を凌いでほしいものです♪
完全に世代交代の感はあるけれど、実績でいえば張継科がすでにグランドスラム達成してて1人抜けてますね。
精神的に脆いのはどちらかというと馬龍かな。
これからどうなるやら。
追記ですみません。
同じ大会での馬琳との試合をみると、王皓との試合より競り合っていたような…?
許シンは中陣同士なら、超柔軟で素早いフットワークに裏打ちされたFドライブの強烈なスピード、回転と鋭い落点でなす術なし、といいた感じですが、前陣の速い打球点で広角的な速攻を武器とする張継科や馬琳を相手にすると、Fドライブ主体なだけにやや苦しい展開になるのでは…?
といっても、許シンには充分に前陣速攻させないだけの台上処理の上手さがあるので、攻略するのはタイヘンそうww
まあ見るからに、王皓はペンホルダーの選手との相性が本当に悪いように見えます。王皓は馬琳や許シンに対しての勝率が実際に悪いですから。
しかし、馬琳からしてみれば、「なんで俺は世界ランク6位で世界ランク8位の荘智淵より世界ランクが上なのに、世界ランク3位の許シンが俺が相手で、俺より世界ランクが下の荘智淵の相手が許シンよりも世界ランクが下の世界ランクが4位の王皓なんだ。俺だって準決勝の相手が王皓だったら、優勝はできなくても絶対決勝まではいけたのに。」って絶対思っただろうに。
なんで許シンVS馬琳で、荘智淵VS王皓だったんですか?
普通バランスよく実力順で対戦相手を決めるんならば、
許シンVS荘智淵、馬琳VS王皓何じゃないんですか?
分かる方は教えてください。
中国はホントワクワクさせてくれますね
マロン、ザンジケ、キョキン、この3人が特に目立っていますが
まだまだワンハオとマリンがやれること
そして下からまたジョウウとヤンアンが伸びてきたことを考えるとワクワクが止まりません
10代のころから最強中国の中で天才と呼ばれたマロンに期待していましたが
キョキンの才能にはそこが見えません
最近不調のザンジケも世界選手権の時のように爆発するとどうなるか・・・
ワンハオも昔みたいにやる気を出せばまだまだこの3人には負けないでしょう
マリンはまだまだいけると思いますしホントに楽しみです
匿名さんが言いたいことをほとんど代弁して下さいました!(笑)10代の頃のマロンのプレーを見ると、洗練されほとんど無駄のないパフォーマンス。合理化の権化のようです。何処かのコメントで、張継科スタイルだ、いや彼の方が後から来たというような内容がありました。今とはスタイルが若干違いますが、あれこそが現代卓球の息吹だったのかも。その現代卓球が当たり前になった現在、どんな戦いが群雄割拠の中で繰り広げられていくのか、本当にワクワクしますね。
??????さんへ。
僕もそう思っていました。
やはり、トーナメント制の弊害ですよね。
我らが日本の、なのであまりこういいたくないのですが、
水谷はもうランクひと桁ではないですよ。
トーナメントのブロックの選出の仕方は、ごめんなさい分かりませんが、そこらはittfがうまくやっていることでしょう。
ごめんなさい、なんにも答えになっていませんね。
でも、やはり全員と対戦するとなると、時間がやはり・・・
>>??????さん
ツアーグランドファイナルなんだからシード順はツアーのランキング順なんじゃ・・・と思ったらそっちでも許・王・馬・荘の順でした。一般的に考えれば許(1)VS荘(4)・王(2)VS馬(3)が準決勝の組み合わせになるのが適切なシードですね。
可能性としては、中国チームが主催者に「シード順は王・許・馬の順番にしてください」と申請したのかもしれません。ITTF国際大会規則、Seeding by Association Nomination の項目にそれらしいことが書いてあります。
もし私の誤解だったらすみません。
世界選手権みたいに第1、第2シード以外は抽選したんじゃないんですか?
王皓はたしかにペンとの相性が悪そうだし、許シンが左であることもやりづらそうです。
ダブルスで松健選手たちに負けたときもそうですが、ノリのいいプレーができないときの王皓はズルズルいってしまうのでしょうか。
でも許シンもそれは同じかな。
馬龍が精神的に劣るとは私は思いません。
張継科が他の二人と違う点は、爆発力ですかね。普段はふてくされた顔でも、大舞台みたいな肝心な所ではアドレナリン全開になる。
許シンはメンタルは凄いですが、執念がすこし足りない感じ、馬龍は逆に真面目すぎて、プレッシャーにプレーが左右されてる感じがあります。
そう言えばジュニア選手権がされてますね。決勝の日本vs中国は両チームともガチメンバーじゃないのが残念ですが、シニアの試合と見比べてみると面白いのでは?
いつも動画見させてもらってます
管理人さん すいませんがシュシンのカット打ち動画をお願いします!
王皓のサーブが変わり(?)ましたね。
フォア前サーブは慣れられてきたのでしょうか、
それとも戦略でしょうか。
アマチュアな自分からはとんと見当がつきませんが、
そんなことを含まずして、許シンのすごさが光った試合でしたね。
後から知らべたところ、卓球の場合は他の大会同様第1、第2シード以外はクジみたいになっているみたいです。