許シンvs方博 ロシアオープン
ロシアオープン2012男子シングルス準決勝、許シンvs方博の動画です。
方博は’09世界ジュニア四冠王の選手。昨年は超級リーグでティモ・ボルに打ち勝っています。この大会では1回戦で地元ロシアのクズミン、2回戦でトルコのバン・ボラ、準々決勝でロシアのスカチコフを降しています。
さてこの試合、ラリーになると苦しい方博。特折斜め後ろアングルからの映像がでてきますが、あの威力とあのコース取り、許シンのラリー戦の強さは異常ですね。方博としてはラリーになる前に多少の無理をしても決めきってしまわねば・・・といったところかもしれません、ミスも多め。全体としては許シンが90%程度の力で方博を抑えたといったところでしょうか。
方博と同世代のライバル・閻安は許シンや馬龍と対戦歴では互角に張り合っていますし、超級での活躍ぶりを見てもややリードを許している状態か。元世界ジュニア四冠王の名選手とはいえ、今のままでは国家隊のレギュラーの座は厳しそうというあたり、中国卓球は恐ろしい・・・。
Russian Open Men’s Singles Semi Final
Xu Xin (CHN) vs. Fang Bo (CHN)
(画質良好の短いダイジェスト)
(画質イマイチだけど長いダイジェスト)
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2012年9月20日
コメント
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コメント (2)
許の強さが異常ですね・・・方博も体ができていて、国際大会で大活躍できる素質は充分なんですがねぇ。
中国の層の厚さには本当にため息が出ます(・_・;)
許シンというと王国7月号の曹燕華(’83’85世界チャンピオン)のインタビュー記事を思い出します。
記事の終わりに「最後に残った夢。それは許シンがオリンピックの金メダリストになることです。」とあります(今大会からも、充分それが可能!と見えるほど)。その前に曹の卓球学校(上海)時代の彼の思い出を語っている。「普通の子供は、練習は一生懸命するけど、試合はしたがらない。負けるのが怖いからです。でも彼は練習は嫌いだけど、試合は大好き。ちょっと私の小さい頃に似ているところがある。」ということです。草卓球の自分が身につまされることです^^;試合が好きだったという佳純ちやんにも通じるのでは。
この記事の曹さんは本当に率直な発言が多く興味津々で読みました。なんと23歳で引退しています。中国型?ペンドライブとして男子の郭躍華とともに’83東京で世界を獲った極めつけの名選手ですが、私は残念ながらこの大会は観ていません。若い曹選手の動画を観てみたい。