韓国オープン2012男子シングルス１回戦、柳承敏vsフィルスの動画です。韓国OPのあとすぐに中国OPが始まってしまったので、UPしそこねていた動画をぼちぼち出していこうと思います。


ドイツのフィルスは’09ヨーロッパ選手権でベスト8に入っているカットマンです。当時は攻撃に威力のあるカットマンだな、と感じていましたが、最近の変身ぶりを見てびっくり（笑）。フォアのみならず（粒高面から反転して）バックも打ちまくり、カットマンというより、異質攻撃型のようなスタイルになっています。

積極的に3球目から攻撃を狙いに行ってますが、バックでサーブを出してそのまま反転せずバックドライブ狙いで待っていたり、カットマンとしてはかなり異次元のスタイルですね。以前一時期、攻撃用ラケットのティモボル・スパークを使っていたとかも聞いたことがありますが、陳衛星以上に打ち気の強いカットマンです。

が、カットには鬼強い柳承敏もさすが。3球目を封じて後ろに下げてしまえば、ほぼ完全に柳ペース。そうさせないためにも、フィルスは起死回生で打ちまくっているのかもしれないですが、以前卓球王国の何かの記事で「打ちすぎでは・・・」なんて書かれていた覚えもあるので、やっぱりこれが今の地のスタイルなのか？

最近でも岸川聖也に勝ったりしていますし、ドイツのフィルス、なかなかに不気味な存在です。

Korean Open 2012
Ryu Seung Min (KOR) vs. Ruwen Filus (GER)



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2012年7月4日