周雨vs村松雄斗 ロシアオープン
ロシアオープン2012男子シングルス準々決勝、周雨vs村松雄斗の動画です。
村松君は1回戦でクロアチアの譚瑞午(北京オリンピックで岸川聖也を破りベスト8に入った選手)をストレートで沈め、2回戦でドイツのフロリッツに勝利してベスト8。
周雨は’10世界ジュニアベスト4の選手。団体決勝で吉田雅巳を破った試合など凄まじいパワーのバックドライブに度肝を抜かれましたが、この大会初戦で第2シードのガシナをいきなり沈めています。2回戦ではブラジルの技巧派選手ツボイにフルゲームまで迫られましたが、振り切って8強入りです。
さてこの試合、周雨の凄まじいパワードライブが炸裂!最初からネタバレではありますが、残念ながら村松君は手も足も出ず・・・という試合でした。とにかくケタ違いのパワーでカットで粘ることもできず、攻撃もきっちりブロックされてジリ貧状態。
中国選手にしてはプレーが荒いかな・・・という印象はありますが、ドライブのパワー・スピード・回転量とトンデモナイですね。ツボイにフルゲームまで迫られているところから、技巧派に攻めをはぐらかされると弱いのかもしれませんが。
村松君、ジュニアでは飛び抜けた守備力かと思いますが、シニアトップレベルのパワーにどう対抗していくかが今後の課題でしょう。まだ高校1年生ですから今すぐどうこうという話でもないでしょうが、じっくり強化していってほしいですね。
Russia Open 2012, Men’s Singles Quater Final
Zhou Yu (CHN) vs. Yuto Muramatsu (JPN)
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2012年9月16日
コメント
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コメント (7)
周雨選手は恐ろしいパワーを持っていますね
オフチャロフ選手やトキッチ選手と同様に、スピードドライブを打つ際に不思議な発声をしていますが、流行でしょうか
村松選手、完全ノックアウトですね。
不思議な発声は、僕も試合中よくやっちゃいます。
スピードドライブを打とうとすると、出ちゃうんです。
僕は、吉田海偉選手と同じタイプの選手です。
あの発声は、顧問の先生によると、バックスイングから声を二段階で出すことによって意識的にバックスイングを速めてタイミングを取りやすくするものらしいです。水谷選手やエリートアカデミーの選手も取り入れているらしいので、注意してみると面白いかもしれませんね。
周雨選手、許シンをシェークに変えたようなタイプです!荒いなかにも台上の小ワザも持っているようで、回転量も多く、パワフルな選手です。 声を二段階で出すことは知りませんでしたので、今後、試してみようと思います。
吉村真晴選手なんかは、「うったー」って声に聞こえます。
二段階の声の仲間でしょうか。
いやー、周選手のってますね。これじゃ勝てません。
レシーブとツッツキのコースがミドルに集まってるせいで、切れていても楽に打たれるんでしょう。
あとは下半身ですかね。もと体を使って打球すれば強いボールも抑えられるのでは。
周雨選手、もの凄いパワーです。
でも村松選手、自分のミスの多さに不満気味。ある程度カットはできていますが、攻守転換が順調にいってないようでした。
今大会は格下に競ったりと、あまり調子はよくなさそうでした。カットマンなので、ドライブマンとは違う部分で疲れます。なので、一つの大会をやり抜く体力・スタミナが必要なのでは、と思いました。