樊振東vs馬龍 ワールドツアーグランドファイナル2015
ワールドツアーグランドファイナル2015、男子シングルス決勝、樊振東vs馬龍の動画です。少し今更感がありますが^^。
馬龍はフレイタス、オフチャロフ、張継科、と一桁ランカー3人を危なげなく下して決勝進出。対する樊振東は、金東賢、荘智淵をともにストレート、準決勝では許シンを4-2で沈めています。もはや許シンを持ってしても、樊振東には分が悪いぐらいになってしまった感がありますね・・・。
さて馬龍、9月のアジア選手権を腰痛で棄権したりしていましたが、体はどの程度復調しているんでしょう?何となく”フルスイングは控えめに”といった感じのプレーですが、ただその分、技が多彩になったようにも思えます。全体的に、打たせてカウンターを狙うようなプレーが多いような。特に樊振東の台上バックドライブレシーブは、狙っているようですね。
この試合に勝てば、馬龍は今年の世界選手権・ワールドカップ・グランドファイナルの3冠を獲ることになります。樊振東はそれを阻止して世代交代をアピールできるか。注目の一戦ですね。
2015 World Tour Grand Finals Highlights: MA Long vs FAN Zhendong (Final)
(ダイジェスト)
(フル動画)
2015年12月16日
コメント
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コメント (14)
馬龍はなんかクラシカルなスタイルになったような、チキータ使いませんね
樊振東は最終ゲームちょっといらつきが見えた気も…
今年は完全に馬龍の独壇場でしたね。
馬龍はジャパンオープンで尚坤に敗れはしましたが、それ以外の国際大会シングルスは全て優勝(棄権は除く)
オリンピックを目前にこの強さでは他国の選手へのプレッシャーも相当大きいと思います。
なんかもう他の国の選手が入り込める領域じゃなくなってきましたね。
これはどうしようもないですが、動画の再生前の画像でマロンが勝つのがわかってしまうのが残念w
馬龍は筋肉質だったのが、肉付きがよくなったような・・・。
この二人の対戦なので、神様卓球、宇宙ラリーになるかと思いましたが、前半戦は神経戦のようで、凄いラリーになる前に勝負が着いた感じで、ストップ合戦も多かったです。
樊振東のチキータは馬龍のフォアには効果ないですね。
中盤は馬龍が緩めたのか大味な卓球ですが、最後の2セットは神様ですね。特に馬龍が本気出すと最終セットのようになります。
樊振東選手と馬龍選手は何歳離れているのでしょうか。
近い将来、樊振東選手が馬龍選手を追い越すと思いますが、今の段階ではまだ差があるように思います。
今年高校生にして中国スーパーリーグで1敗しかしてない…負けたのもフルセットの11-9であんま知らない選手にで馬龍選手には3勝0敗で化け物ですよね!ただ海外の試合だと馬龍選手に今のところぶがありますね!この年齢でこれだけの活躍これからが恐ろしいです(笑)
今大会の馬龍はケガの影響か100%の状態ではなかったように見えます。終始ミスのあと、何か迷いが見られます。その状態でも継科やファンに勝ってしまうのはやはり、戦術面や心理面での強さが際立っているからでしょうか。
今大会は中国がベスト4独占という結果でしたが、中国と他国では依然として大きな差がありそうそうですね。。。
猫も杓子もチキータ全盛の今、チキータ多様のファンジェンドンに対し、馬龍はこの試合でほぼチキータを使っていませんね。
現代卓球への対抗策のようで面白いです。
最近、馬龍のレシーブはチキータがほぼなくなりましたね。
ほとんどが以前から得意にしていたストップかフォアフリックです。
定番技術になり、チキータの優位性がかなり薄れてきてるんでしょうね。
馬龍のチキータは張継科やファンのように一発で決めるチキータではなかったので、単純にラリーにつなげるならストップ、フリックのほうが次球を得意なフォアドライブに繋げやすいんでしょう。
確かに馬龍がストップ、フォアフリックで横綱相撲してきたほうが相手は嫌な気がします。
地力では圧倒的に世界ナンバー1でしょうから。
張継科のオリンピック出場は、無理そうやな。。。。
是非とも彼には、2度目のグランドスラムを達成してほしかったのだが・・・
どうか、土壇場で昔のような強さを発揮し、オリンピックのシングルスでの出場枠を獲得してほしいと切に願う・・・・・
経験と精神力の差だと思います。凄いレベルでコメントしにくいです。
この試合はやばいよ
終始、樊振東が決めればポイント、樊振東がミスれば失点という樊振東次第のゲームに見えた。
最終ゲームで、樊振東に何が起きたのか、馬龍が何をやったのか、解説できる人がいるのだろうか
五輪シングルス枠2名に馬龍はさすがに当確です。
なんと今月の世界ランクを見るとファン振東が60P差で許シンを上回り2位です(ファンと馬の差は30P)。この試合でファンが馬を破っていたなら暫定世界1位になったかもしれない。
2月から3月にかけての世界団体(クアラルンプール)後に中国は五輪代表を決めるのでしょう。ファンがシングルスに選ばれたら、団体戦でも2点取り、馬と許の強すぎるペアになりませんか。
*ポーランドOPのとき、あのフェゲルルは準決勝の結果を受けて「決勝、許ではなくファンならチャンスがあると思った」と答えていた。そうなのかと思います。
馬龍はカットがうまいですね!ブロックも回転に変化をつけたりして、相手に待たれにくいのかと思いました。ファン君の表情も、しまったというよりやっぱりという感じに見えますね。
ダイジェストは試合の流れが判りづらいですが、フルでみるとよくわかりますね。第6ゲームで馬龍は主導権を握り始め、第7ゲームで仕上げにかかっている。ゲームメーク能力が凄すぎる。樊振東は狐につままれたような気がしたんじゃないだろうか。しかし樊振東の最後の粘りは今までの対戦に比べてずっと良かった。
フルで見ると試合後のインタビューに馬龍は全て英語で答えたんですね。通訳が拍手してたのが微笑ましい。本当に王者の風格が出てきましたね。