樊振東vs周雨 スウェーデンオープン2013
スウェーデンオープンが始まっています。まずは男子シングルス準々決勝、樊振東vs周雨の動画から。
11月のポーランドオープン決勝で対戦した両者が、1月とたたず再びツアーで再戦です。樊振東はベスト8決定でブラジルのツボイを降し、準々決勝進出。周雨は2回戦で地元スウェーデンのノルドバーグにフルゲーム・ジュースまで迫られる大苦戦をしましたが、続くベスト8決定戦ではスウェーデンのエース・ルンクイストを4-2で沈めています。
で、周雨といえば、ジュニア時代から強烈なバックハンドが非常に印象的でした。去年ぐらいは良くも悪くもプレーがきれいにまとまった感じがしたのですが、今年は再び「爆発力」が出てきたような。台上バックハンドの威力と切れは樊振東が上回っていますが、少し下がったところでは周雨ですね。
で、その台上バックハンドを避け、フォア前へのストップレシーブからラリーを組み立てる周雨ですが、このストップがビタビタに止まっています。あれだけのパワーヒッターなのに、この小技の上手さは・・・。両者ともにカウンターやブロックでも人間離れした反射神経をみせていますし、恐ろしいパワーボールでラリーを続けたりと、技術の高さも素晴らしいですね。
最終ゲームのジュースまでもつれ込む大熱戦でしたが、次戦の準決勝は許シンです。
Swedish Open 2013, Men’s Singles Quater Final
Fan Zhendong (CHN) vs. Zhou Yu (CHN)
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2013年12月1日
コメント
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コメント (9)
いやぁ、最後の周雨のサーブミスもったいないですね
それほどプレッシャーがすごかったのか
樊振東の勢いもすごいです
あと、管理人さんの解説いつもわかりやすいです。
他の人と目の付け所が違いますね
いつも楽しみに拝見しております!
キャー☆ファンさま〜!!
今回はだいぶ苦戦なされたようで…次戦が山ですな!
素晴らしい試合ですね。
周雨選手のフォアストップも効果的で、中盤以降ほぼどちらが先手を取るかという展開でした。
樊振東選手も周雨選手も、林高遠選手らと比べて、フォアの使い方がクリエイティブだと思います。
樊選手はややプレースタイルが完成してしまった印象もありますが、周選手は最終ゲームのプレーの選択を含めてもう一段ステップアップできる気がします。
動画が終わって、やっと、息をしました・・・
本当に、息をするのを忘れていましたね・・・・
この二人によって、卓球は明らかに、
新たな進化をしつつありますね。
すこしでも甘いループは
サイドを切る
ライジングカウンター
しかしそれも返すなど・・・
超人対決でした・・・
周雨選手、バックハンドが素晴らしいですね。前でもコンパクトにコースをついて打てるし、中陣からも体がぶれずパワーがあります。
これは!?管理人さんの解説もあいまって、これからこの若手二人に日本選手が勝てなくなるのではと悲観的な想像もしてしまうほどです。
さきほど樊振東の許シン戦後半からライブを観ていて、なにか感動しました。すべてのプレーと(レシーブも決定打もつなぎも)その顔つきです。もう大工のお兄さんから大工の棟梁ですね、まもなく大統領かも^^
張、馬、許の新世代トリオと、より若い樊振東と周雨で’14東京に乗り込んできておかしくはない。代々木の体育館で目の当たりにできるのか・・
球はやすぎわろた。
音が・・・
スマッシュを打ち合ってる(無理ですが)のかと思うほどの轟音といいますか・・・
周雨のバック、カウンターを全力で振れるんだからたまったもんじゃない
体は樊に比べたらかなり細くノッポに見えますが、まったく打ち負けてません
フォアの威力も半端ではない
そしてその周雨に競り勝つ、テクニックと力を完璧に融合させた怪物、樊振東
いつの時代も中国は卓球において先を行きますね汗
周雨の最後の二点はもったいない!