劉イvs上田仁 ハーモニー・チャイナオープン2013
ハーモニー・チャイナオープン2013予選リーグから、劉イvs上田仁の動画です。
あまり有名ではないカットの劉イですが、2011年のジャパンオープン1回戦で対カットの鬼・吉田海偉を4-1で沈めている化け物カットマンです。今年のユニバーシアードでも準々決勝で上田仁を4-1でボコリ、準決勝では丹羽孝希をストレートで一蹴、超級で活躍する尚坤を沈めて優勝しています。
流麗とは言えないカットのフォームですが、上背が高い上に、異常に長い手足と反射神経を持ち、およそノータッチで抜かれるということのない脅威の守備力を見せています。カットは主にミドル付近へ深く深く入れていますが、これだとドライブで広角に揺さぶるのは非常に難しいでしょうから、守備力とカットの変化で勝負する劉イには適しているのでしょうね。
中国のカットマンには近い年代に馬特がいますが、攻撃力の馬特に守備力の劉イという構図が出来上がりそうです。この2人がダブルスを組んだらおもしろそう・・・。
果たして上田選手、ユニバーシアードでの雪辱なるか。
Harmony China Open 2013 Highlights: Liu Yi vs Ueda Jin (qualification)
コメント
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コメント (9)
上田仁選手、途中でユニフォーム変えていますね。
う~ん、上田選手パワーはあるのですがいかんせん緩急がないため相手に待たれている気がします。パワードライブだけでなく、ループで崩したり、コースの変化も必要かなと感じました。
劉選手はかなり強くなってますね!
上田選手も吉村選手と組んだダブルスで優勝経験もあるし是非日本
代表となって世界選手権でみたいです!
少数派になった’守備的’カットマン、190cmに近いか、鉄壁と見えました。しかし、次に韓国の金に一方的に打ち抜かれた(やはり横浜で塩野選手が当たらなくて良かった?)。
攻撃的な馬特とともに中国でどこまでの位置に登るのか?
カットマンの試合に興味が湧きます。インターハイ決勝で本道の札幌大谷1年佐藤瞳を破った阿部愛莉(147cm)は、短いツッツキで揺さぶって叩くという戦術を徹底していた。
今大会、’13パリで石川に勝ったリ・ミョンスンwr31が中1の平野美宇にフルゲームジュースまで迫られたり、韓国の徐wr18を若宮が下している。色々なせめぎあい、見所が多いです。
上田仁選手、パワーだけでは打ち込めないですね!カッコマンさんのコメントの通り、パワードライブだけでなく、ループで崩したり、コースの変化も必要かなと感じました。です!
上田仁選手、以前より強打の威力が増していると思います。
当たり運に恵まれませんでしたね・・・。
卓球王国に書いてありましたが、劉イは仮想朱世赫選手だそうです!
そのため、バック面は粒高です。
しかし、朱世赫よりも守備が多く、ジャン・ソンマンに近いように感じます!
>管理人さん
非常に細かいですが、2011年のジャパンオープン1回戦で劉イが吉田海偉に勝ったのはストレートではなく、4−1です。
馬特とは組んではいませんが、たしか閣安選手とダブルスを組んでいたかと思います。
そして、同じくシングルスと同じく韓国の金選手のペアに敗れてますね。
上田選手はインカレを間近で見たとき、すさまじいレベルだと思っただけに、何か上のまた上があるのだなーと、思いました。
パワー・球威だけではカットは崩せない・・・そう思わされるような一戦でした。
40mm以降は“超攻撃的カットマン”主流の感がありましたが、
拾いきるようなタイプも健在なようで、オールドファンとしては嬉しい限りです☆
侯英超選手のような表カットに比して
かつての王浩選手(カットの方)や劉燚選手ら、河北省出身のカットマンは
「リ・グンサンや松下浩二のようにクラシックだが、よりカットの基本に忠実」とされ
「国家隊には必ず河北のカット」(大意)なる言葉もあるそうです(百度百科より)。
これからの中国男子チョッパーにも期待大ですね☆