呉尚垠vs朱世赫 ブラジルオープン2012
ブラジルオープン2012男子シングルス決勝の呉尚垠vs朱世赫の動画です。
呉尚垠は準々決勝でカズオ・マツモト、準決勝でフランスのルベッソンを破り決勝進出。朱世赫は準々決勝でロンドン五輪ブラジル代表のツボイをストレートで退け、準決勝ではポルトガルのフレイタスを沈めています。
呉尚垠、前後左右に激しい揺さぶりをかけ朱世赫を攻略しています。長年やり慣れているせいでもあるんでしょうが、カット打ちにミスが非常に少ないですね。ドライブするにしろストップするにしろ、モーションがわかりづらく朱世赫もなかなかコースが読めていない模様。逆をつかれ続けながら、なんとかカットで粘っているような状態です。呉尚垠、スゴイ・・・。
朱世赫が捨て身の反撃を試みても呉尚垠は見事にブロックしカウンターしてしまうし、攻め手(&守り手)がなくなり手詰まり感が漂っています。
第3ゲームこそ落としたものの、パーフェクトな内容で呉尚垠が朱世赫を沈めて優勝。朱世赫には分が悪い(と言っても、中国選手とボルぐらいしか「分がいい」選手はいませんが・・・)我ら日本選手団、この試合は研究する価値があるのでは。
ジャパンオープンでは水谷がこの呉尚垠を破り優勝しましたが、呉尚垠がここまで調子を上げてきているとなると、オリンピック団体での脅威ですね。ムムム・・・。
Brazil Open 2012, Men’s Singles Final
Oh Sang Eun (KOR) vs. Joo Se Hyuk (KOR)
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2012年6月25日
コメント
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コメント (4)
呉による朱のカット攻略は全く見事なものだが、中国選手のカット打ちと同じ理由で、そうそう真似できるものではないと思う。
カットマンに強い選手はドライブの回転量ばかりではなく、インパクトの強い選手ではないかと?許シンも柳もライジング時のボールを強烈に手首を使いスマッシュレベルでのボールを打つことができます!日本では軽部選手が最たる例ですかね?!対カットマンに回転量で攻めるよりも早い打点でインパクト重視で攻める方が効果があるやもしれません!今回の呉は回転、強いインパクト、ストップに優れたカット打ちの巧い選手と感じました!呉の1〜2年前はフォアが弱い選手だと思っていましたが?最近はフォアが強いですね!
これぞ、理想のカット攻略!!まさにお手本ですね。
ストップは、台上で2バウンドするかしないかで、カットマンにたいするプレッシャーが全然違うということがよくわかります。
同じ韓国選手ということで打ち慣れているのかもしれませんが、カット打ちもストップもえげつないですね。
カットはどのコースも強打が来るし、えげつないストップのためストップケアのため前に出ても、反撃のタイミングが遅くなります。