呉尚垠vsカズオ・マツモト ブラジルオープン2012
ブラジルオープン2012男子シングルス準々決勝、呉尚垠(韓国)vsカズオ・マツモト(ブラジル)の動画です。
呉尚垠はジャパンオープンが終わってすぐに、はるばる地球の裏側まで遠征してきたのに・・・非常に元気でいい動きをしていますね。何やら普段のツアーの試合より、ずっと足が動いている気が・・・。こんな呉尚垠を見るのも何か新鮮です^^。
日ペンのマツモトは、同国の大先輩でロンドン五輪代表のウーゴ・オヤマを降しての準々決勝進出です。
世界ランク93位のマツモトにとって、12位の呉尚垠は圧倒的に格上の相手。が、地元の大声援を受けるマツモトが、気合全開の素晴らしいプレーで喰らいついています。オリンピック代表を喰ってやる!という気迫に満ち溢れたプレーは琴線に触れますね。
マツモトは日ペンでありながら、バック系の技がメチャメチャ巧し。鉄壁のショートに鋭いプッシュ、手首を効かせて弾いたりバックハンドを振ったりと、多彩かつ強力です。
世界レベルでは絶滅の危機に瀕する日本式ペンホルダーですが、日本ではオールフォア(に近いスタイル)、韓国ではオールフォア+強力バックハンド、ブラジルでは両ハンドスタイルというように発展していったのは、非常に興味深いところです。
第4ゲームを逆転で奪い、第6ゲームで10-4と大差でマッチポイントを握られながらも猛烈に追い上げるカズオ・マツモト。これは素晴らしい試合です。
Brazil Open 2012, Men’s Singles Quater Final
Oh Sang Eun (KOR) vs. Cazuo Matsumoto (BRZ)
にほんブログ村応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)
2012年6月24日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (4)
最近、吉田海偉選手プロツアーに参加してませんね…
なんででしょうか!?
カズオ・マツモト、まさかここまでブロックが巧い選手だとは思いませんでした。確かにプッシュも鋭いですね!フットワークは速いほうではないかもしれませんが、フォアドライブの威力もありますね!
マツモトと言えば、ブレーメンの世界選手権の事を思い出します。当時、中学生だった私は、卓球王国を読んで、「日本が最も勝てそうな相手がブラジルだ。」と書いてあったのを読みました。しかし、新聞で結果を見たときは、「3-2で日本が勝利した。」と書いてあって、びっくりしました。当時のブラジル選手たちには申し訳ないですが、「そこまで競る相手なのか?」と思いました。次の卓球王国には、「高木和卓に勝ったマツモト」として紹介していました。日本式ペンドラで、印象に残っていました。ロッテルダムの世界選手権のダブルスでは、オヤマとのペアで出場していましたね!(左利き同士で、しかも片面日本式ペンドラ同士!!)
世界ランキング以上の実力を持っているかもしれませんね!
素晴らしかったです。私は全く知らなかったですが、コンナ選手がいたんですね。
恥ずかしながら涙を流してしまいました。
マツモト選手の決して諦めない気持ち。それにいつになく呼応する呉選手。そして熱狂的な応援。尊敬しあった全てが相まって構築される、最高の雰囲気。
だから卓球はやめられません。UP本当に有難うございます。