劉詩ウェンvs丁寧 ワールドツアーグランドファイナル
ワールドツアーグランドファイナル2012女子シングルス決勝、劉詩ウェンvs丁寧の動画です。昨年と同じ顔合わせですね。
劉詩ウェンはこの大会の第2シード。初戦でシンガポールのユ・メンユ、次戦で韓国の唐イェ序、準決勝でシンガポールの馮天薇と強豪を連覇して決勝進出。丁寧は初戦で韓国若手の梁夏銀、次戦でルーマニアのサマラ、準決勝では第1シードの陳夢をフルゲーム9本という大接戦の末制してこの決勝戦です。
序盤は劉詩ウェンが押し気味に攻めるものの、痛いところでミスがでて突き放せない展開で、2ゲームを連取されます。しかし第3ゲームを接戦の末に奪取、ここからは流れが俄然劉詩ウェンに傾き試合が展開します。
それにしても劉詩ウェン、際立って小柄ながら体のバランスが抜群に良いですね。恐らく筋力そのものは丁寧や他の中国選手にやや劣るのではと思いますが、完璧なスイングでインパクト時に力を伝え、強烈なドライブを連打しています。打点を微妙に早くしたり遅くしたりで、ほぼ同じフォームでクロス・ストレートへとコースを打ち分けているのもお見事。コース取りの巧さも際立っています。
世界大会ではナゼか結果を出しきれない劉詩ウェンですが、来年の活躍やいかに・・・ですね。
World Tour Grand Finals 2012, Women’s Singles Final
Liu Shiwen (CHN) vs. Ding Ning (CHN)
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2012年12月27日
コメント
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コメント (7)
確かに劉選手は筋力が劣って見えますが、卓球選手としては理想的なのではないでしょうか。僕は卓球にウェイトトレーニングは不要だと思います。
なんじゃこのラリーは~!
男子より反射神経がハンパないですね。
ところで、
サービスフォルトをとられたラリーですが、
ちゃっかりフォアサイドぎりぎりに返球。
”にぶい”鋭さ、すごさが、
光ったなと思いました。
劉詩ウェン選手はパワーはありませんが、安定感がり、コース取りや巧みな技がうまいですね。
パワーはないけど、コース取りや巧みな技がうまいといったら、同じ型の選手で陳夢選手やハオ帥選手がいますが、この二人は少し安定感がないから、劉詩ウェン選手は陳夢選手とハオ帥選手の上位交換といったところですかね。
だんだん女子卓球のスタイルが、男子のスタイルに似てきている。
ピッチ早過ぎwww
丁寧が好きなので、もう一発の威力があれば高速(拘束)ラリーから抜け出せます。パワードライブスマッシュか回転量の超豊富なドライブ、さらには、相手を下げる伸びるフィッシュや深いロビング、以上があれば丁寧の時代は長く続くでしょう!
このラリー戦はすごいですね。
リオ五輪は、この二人に陳夢(いとこが有名男優だそう)で決まりと早々予想してしまいます。
男子はあの新トリオ(張、馬、許)ならば、これはもう男女とも中国の長城が完成しかねません・・