ティモ・ボルvsクリサン ヨーロッパ選手権2012
ヨーロッパ選手権2012男子シングルス準決勝、ティモ・ボルvsクリサン(クリシャンとも表記されますね)の動画です。
ルーマニアのクリサンはロンドン五輪シングルスでボルを破ったあの選手ですが、元々ジュニア時代からやたらと相性がよかったようで、中国選手を除けばボル様が世界で最も苦手とする選手です。3回戦で2年連続準決勝のバウムが露払いの役目を果たし打ち破っていたのですが、まさかの試合後ラケット検査失格でクリサンが準々決勝に進出。ポルトガルのモンテイロをストレートでボコって準決勝に進出しました。
ボル様もここ数年はようやく勝ち星をあげるようになっていましたが、オリンピクの悪夢もまだ生々しいであろうこの時期に、よりによってのこの相手・・・。第1ゲームにいきなり7-1の大量リードを許し暗雲が立ち込めましたが、しかしここから持ち直したボル、以降はほぼパーフェクトなプレーで難敵を退けました。
速攻型相手には強いクリサンに対し、無理に攻めこまず見事にコースを散らすボル。意識が両サイドによったところでミドル・・・と完璧に攻略しています。オリンピックの時はクリサンに待たれて散々カウンターを喰らっていましたが、さすがの経験値ですね。ドライブの回転量や安定性に加え、コース取りの雑妙さは欧州でも頭ひとつ・ふたつ抜け出ていると感じます。
European Championships
Timo Boll (GER) vs. Adrian Crisan (ROU)
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2012年10月24日
コメント
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コメント (7)
6分35秒からのボルのプレーは何ですか!?
神ですか!?ww
オリンピックではボルはクリサンに負けてしまいましたが、ヨーロッパ選手権ではしっかり借りを返しましたね。ドイツ陣はもう少し層を厚くしたいですね。頑張って中国に勝ってほしいです。
やはり、クリサンはロビングの時にミスをしてしまった事を引きずってしまいましたね。 互いにいい勝負だったと思います。
ロンドンオリンピックのボル-クリサン戦を見ていません。クリサンはサウスポーの選手と相性がよい印象がありますが、ボルが1-4(0-4でしたか?)で負けるとは信じられません。どんな試合内容だったのでしょう。
ロンドンオリンピックのボルvsクリサン戦は
クリサンがことごとくボルの球筋を読み切っていました。
クリサンは勝負所でボルの連打をブロックしまくり、
ボルは大事な所でサーブミスを連発。
ボルは今回で3回目の五輪ですが、アテネや北京の時と
同じように中国選手に当たる前に負けてしまったわけです。
オリンピックのボル-クリサン(1-4)、水谷-メイス(0-4)、両試合とも見ていないのですが、どうしても補助剤の問題とリンクして考えてしまいます。アップしていただいた、ヨーロッパ選手権のボル-クリサン戦は、ボールの音に耳をすませましたが、違いはよくわかりません。
ボルは強いですね~松下海輝にもセットはわからないですが11-1でボコッたようですしホントにボルは強い