金擇洙vs劉国梁 韓国オープン2001
年末年始は完全に管理人の個人的な趣味・趣向を反映した動画で行きたいと思います(笑)。「日ペン」や「表ソフト」という単語に激しく反応する不肖・私でありますが^^、2001年の韓国オープンから準決勝の金擇洙vs劉国梁の試合をば。
金擇洙はドイツのヒルシャー、オランダのケーン、そして同時は「スーパールーキー」だった柳承敏を4-2で沈めてこの試合。対する劉国梁は初戦でこれまた「スーパールーキー」だった王皓を4-2で降し、デンマークのモンラット、韓国の金建煥を退けこの準決勝です。解説で「事実上の決勝戦」と言われていますが、この試合の勝者が決勝で李哲承に勝ち優勝することになります。
さて試合ですが、これはもう「素晴らしい!」の一言。両選手ともにこの頃ベテランと呼ばれる年齢だったワケですが、心技体全てにおいて完璧です。「両選手とも基本技術がしっかりしていますから、これだけ長い間、世界トップの位置を確保できてるんじゃないかと・・・」と解説されていますが、まさにその通りなんでしょうね。
加えて、劉国梁のスマッシュや強固なブロック、金擇洙の多彩かつ堅実なバック技術、フォアドライブの威力、そしてコート全面をカバーするフットワーク。抜けた!と思ったボールにも追い付きリターンしてしまい、そこからも延々と続くラリー。全くもって素晴らしい。
ここまで力と技が見事に融合したプレーは、芸術的な域に達していると言っても過言ではないでしょう。
グルー合法・ベタベタ塗りまくり時代の試合ですが、それでもこれだけエキサイティングかつ素晴らしいラリー戦が繰り広げられていたのですね。
Korean Open 2001, Men’s Singles Semi Final
Kim Taek Soo (KOR) vs. LIU Guoliang (CHN)
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2012年12月29日
コメント
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コメント (7)
この頃から世界ツアーの準決勝、それも日本人が出ていない
試合を放送してるところが日本にあったということが驚きですね。
両者とも非常にアグレッシブで迫力がありますね
これだけラリーが続くのなら補助剤塗ってもいいんじゃないかって気になってきます
いやいや、
確かにラリーが続くことは素晴らしいけど、
刑事事件の元になってるから、
だめじゃないですか?
今年最後の更新なのかな?
キムテクスの技術にはユスンミンに通じるところがあるというか・・・韓国の後輩たちに面影がしっかり残されてるなと思います。
補助剤については自分も理系の人間として歯がゆいばかりです。いま就職活動中ですが、卓球業界に研究者として入り、人体にも環境にも優しく、使いやすいグルーを必ず作って見せますので皆様しばしお待ちを!
※追伸 管理人様。本年も多くの動画を見せていただきありがとうございました。来年もたくさんの更新を待ってます!よいお年を!
jitaさんへ
それは素晴らしい!
むちゃ楽しみにしてます‼
確かにレベルは高いですが台上技術においては明らかに現代に比べて見劣りすると思います。
そう考えると台上ドライブやチキータといった技術はこの10年間でかなり進歩した感じがしますね。
ロビングがすごい