李暁霞vs丁寧 ロンドンオリンピック
ロンドンオリンピック女子シングルス決勝、李暁霞vs丁寧の動画です。
大方の予想通り、世界卓球2011ロッテルダム大会決勝、2011年女子ワールドカップ決勝と同じ顔合わせになったこの試合。現世界チャンピオンにして世界ランキング1位・若さと勢いのある丁寧が奪取するか、世界選手権決勝で2度涙を飲んでいる(’07ザグレブ大会、’11ロッテルダム大会)李暁霞が今度こそ捕るか、勝敗の予想が困難な注目の一戦でした。
丁寧は、超級リーグでは李暁霞キラーと言えるほど対戦成績がよく、国際試合でも6勝4敗と勝ち越しています。この場面でも若さが優位に働くかと思いましたが・・・第4ゲームなど、悪いほうで若さが出てしまいましたね。ただ、このアクシデント(?)で会場全体が丁寧に味方するちょっと異様な雰囲気になりましたが、ここで全く崩れなかった李暁霞のメンタルもさすが。気合全開のかけ声といい、金メダルに掛ける執念が伝わってくるような試合です。
優勝インタビューで「多くのものを犠牲にしてきた、両親に感謝したい」と語っていましたが、その一言で、どれほど彼女がこの一戦に賭けてきたのか伺えます。世界を捕るために犠牲にしたもの・・・凡人の我々には想像もつかない世界ですが、心から金メダルを祝福したいですね。
London Olympic Women’s Singles Final
Li XiaoXia (CHN) vs. Ding Ning (CHN)
(ニュース番組のダイジェストですが・・・)
(ロンドン五輪オフィシャルチャンネルのフル動画URL。見方はこちらを参考に)
www.youtube.com/watch?v=TfzHkO7XtC0&feature=plcp
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2012年8月4日
コメント
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コメント (2)
管理人さんの’アクシデント’とは丁寧がサーブの違反を数回も取られて彼女の涙が続いたということですね(リンクを観て’握手拒否’’水平’とかもありました)。
王国最新のHPでは’斜め’としゃがみ込みでは上がっていないと両方の違反が説明されています(他の遅延行為も)。ここからリンクの中国TV何局もが’涙’を驚くほど映しています(ITTFからは’頭の上、充分に上がっていない’としか読めない)。中国同士の対戦でこれは異例な出来事です。これは卓球競技の価値にさえ関わることでは。
以前、私も某選手のサーブは’斜め’ではとコメントしていました。この五輪では審判の判定(柔道など)に批判がありました。卓球のサーブについて、しっかりした基準は難しいのでしょうか。
届いた所のニッタクニュースから織部さんの「サーブのルールを考える」から抜粋します。「現在選手たちが行っているサーブの多くはあきらかに’ボディハイドサーブ’である・・次の五輪大会では新しい(サーブの)ルールが採用され・・さらにダイナミックなラリーが繰り広げられている事を願う。」
中高生の選手たちにはしっかりしたサーブを練習され、本番でこんな心配が無いように望みます。
まあサービスは体の近いところで打った方が回転が
よくかかるのでボディハイドになってしまうのは
仕方ないんじゃないですかね。本当に正しいサービスを
出してるのはサムソノフぐらいじゃないですか?