陳天源vsマテネ フランスリーグ2012
ロンドンオリンピックまであと僅か。動画のネタもこれまた僅かなので(笑)、各国のリーグ戦の好試合、特に中国からの出稼ぎ選手を中心にしばし紹介していこうかと。フランスリーグの試合から、陳天源vsマテネの動画です。
マテネはご存知、フランスのバリバリのエースですが、陳天源(Chen Tianyuan)は聞いたことのない名前ですね。ちょっとググってみたところ、2000年にインドのムンバイで行われたアジアカップで、ハオ帥を破り優勝したとのこと。なるほど、強いわけだ。
前陣での速攻プレーが信条のようですが、中陣からラリーを引かせても強い。バック側は主に裏面使いですが、ドライブを振るというより、プッシュに近い感じの打ち方ですね。前陣で早い打点をとらえ相手ドライブをカウンターするには、この打法のほうが安定感があるかと思います。
前陣で攻めまくる陳天源に、マテネは後陣から両ハンドで対抗。しかしロビングに対して横回転を入れてボールの勢いを殺すストップなど、陳天源の前に寄せる技術は馬琳ばりですね。前後左右への激しい揺さぶりに苦戦するマテネ・・・。
80年代の、中国ペン表前陣速攻vsヨーロッパオールラウンドの試合を見ているような趣もありますが^^、裏面打法や台上バックドライブなど技術も進化し、より面白い試合になっています。
French League Pro A 2012
Adrien Mattenet vs. Chen Tianyuan
2012年7月20日
コメント
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コメント (4)
どっちが世界ランク20位台かわからない試合ですね。
マテネって後陣でのロビング、フィッシュが通じない時に前陣で戦うといった選択肢はないのでしょうか。
相手はロビング打ちもストップも上手いのにずっと同じ展開でやられ続けて0-3って。
マテネは今やヨーロッパのトップクラスの選手だと思うので、残念なやられっぷりでした。
すごいロビング打ちですね。こんな打ち方を見たのが初めて…。迫力が感じる。
試合後の握手の態度に感動・・・
陳天源選手、フォアハンドの当たりが強い選手ですね!ロビング打や早い打点での攻めは表ソフトかと思うようなキレがあり、大好きなタイプの選手です。陳天源選手のレベルならば帰化してもおもしろいかもですね!