許シンvs張継科 直通クアラルンプール
直通クアラルンプールから、許シンvs張継科の動画です。
なんでもチームのベテランたる、オリンピックチャンピオンの張継科と世界チャンピオンの馬龍に試練を与えるため…らしいのですが、9ゲームマッチを戦うという、過酷なザバイバル合戦になっている直通クアラルンプール。馬も張も若手の樊振東を退け実力を証明していますが、そこに割って入る許シン。馬龍を5-4で降し、張継科と相まみえます。
昨年は超級でのボイコット問題や度重なる故障などで、不本意なシーズンを送った張継科。格下相手の負けも込み、リオ五輪にも黄信号が灯りかけてる今、負けるわけにはいかない舞台でしょう。
長期戦になれば持久力で勝る許シンが優位そう。張継科は樊振東を5-1で退けたように、前半ダッシュができるかがカギになりそうです。
また、この直通クアラルンプールでは、林高遠がトリオ全員にフルゲームまで迫り、存在をアピールしています。伏兵の活躍も面白そうです。
Zhang Jike vs Xu Xin (Chinese Trials 2016)
2016年1月9日
コメント
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コメント (3)
許シン、勢い止まらないですね。それにしても馬龍、許シン、張継科、次元が違い過ぎてほんとに別世界の卓球です。
すこし異様な雰囲気ですね。
声も出さない、走ってボールを拾いにいくこともない、しかし選手の集中の度合いは並の試合の比ではない。
最後のポイントの張継科選手がフリックするときのステップいいですね!片足の筋力で跳ねてその後の着地も同じ片足だけで支えています。さらにその横移動時に頭がそのまますーっと横にスライドしており全く縦にぶれていません。あの軽やかで力強いフットワーク力も中国人選手の強くて安定感のあるプレーの一因でしょう。
その他のプレーを見てても腰の位置が常に低く、そして頭のブレが少ないことが分かります。