ドリンコールvs丹羽孝希 ロシアオープン2014
ロシアオープン2014男子シングルス決勝、ドリンコールvs丹羽孝希の動画です。
第4シードの丹羽孝希、準々決勝ではアポローニャを4-1で沈め、準決では水谷隼をストレートで沈めています。ツアー初優勝を狙う丹羽君、動きも切れていますし、ガッツリ集中している様子が伝わってきます。
決勝の相手はイングランドのドリンコール、2008年の世界ジュニアで準優勝しているヨーロッパ期待の選手です。今年のスペインオープンで優勝するなど力をつけてきていますが、このロシアOPでは準々決勝でフレイタス、準決勝ではオフチャロフとヨーロッパトップ選手を連破する好調ぶり。この勢いを駆ってツアー2勝目となるか。
出足はドリンコールが好調。バックストレートへのロングサーブで丹羽君のチキータを潰し、広角にドライブを散らして攻め込みます。時折見せるフォアストレートへのショートカウンターも見事ですし、バックハンドがこれまたかなり強烈ですね。ううむ、これは強いぞ、ドリンコール・・・。
しかし今回の丹羽くんには静かな迫力を感じます。こういう雰囲気の丹羽選手はあまり見ないような・・・。”丹羽といえば前陣カウンター”でしたが、最近は中陣での引き合いでもヨーロッパ選手に打ち負けなくなってますね。
好調同士の決勝戦、ナイスゲームです。
Russian Open 2014, Men’s Singles Final
Niwa Koki (JPN) vs. Paul Drinkhall (ENG)
(ダイジェスト)
(フル)
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2014年11月10日
コメント
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コメント (4)
丹羽君スイングが大きいというか、力強いプレーですね。これまではテクニックとスピードに特化した選手というイメージを持っていましたが、加えて引き合い・3・4球目ドライブの威力がかなり強化されて穴のない選手といった様子でしょうか。水谷選手との実力差もほぼ均衡していますし、頼もしい限りですね!
丹羽選手、なんというか今まででみたことのないくらい気合の入った動きでしたね。
いつもはあまり大きくリズムをとったりせずにブロックも微動だにせずに淡々と返すことようなプレーをよくみますが、今回はまるで丹羽選手がチャレンジャーかのようなイキイキとしたプレーに見えました。
丹羽選手の下げられたあとのカットは実験的に取り入れているのでしょうかね?
他にもラケットを持ち替えをしていたり前陣での強烈なカットブロックなどトリッキーなプレイがロシアオープンでは印象的でした。
スペインOPのときも書きましたが、ドリンコール1990生、ピチフォード1993生の2枚看板がいて団体でイングランドが活躍できないのが不思議です。’14東京やヨーロッパ選手権にも一部に現れていません。普通に二人で3点取れそうですが・・
*赤い天井が印象的な体育館、エカテリンブルグは日本から時差が4時間、GMTとの5時間より短かった。ウラル山脈東麓でアジアとヨーロッパの境界とのことです。来年のユーロも開催されるようで卓球の’小’メッカになりますか。