中国vsドイツ 世界卓球2014決勝
世界卓球2014東京大会、決勝戦の中国vsドイツの動画です。
準決勝で我らが日本を退けたドイツ。ボルにオフチャロフとツインエースを揃えたドイツは、中国の最大のライバルと言えるでしょう。特にオフチャロフは、ドイツの国内選手権を制しヨーロッパ選手権も制覇。最近はボルにも連勝し、世界ランクも張継科を差し置き4位に上昇と、脂が乗り切っています。
中国はグループリーグで、オーストリア・ポーランド・ロシア・ブラジル・セルビアを全試合ストレートで退け、準々決勝のオーストリア戦、準決勝の台湾戦も同じく3タテ勝利と盤石ですが、張継科がグループリーグのオーストリア戦でマッチポイントを握られるなど、調子が良くない様子。ドイツならば付け入る隙はあるかも・・・でした。
決勝戦のオーダーは、1番:馬龍vsティモ・ボル、2番:張継科vsオフチャロフ、3番:許シンvsフランジスカ、4番:馬龍vsオフチャロフ、5番:張継科vsティモ・ボル。
結果は皆さんご存知の通り、ドイツが一矢を報いるに留まりましたが、水谷隼を完璧に封じ込めたボルが、打ち合いでは馬龍に封じ込められてしまうというのはちょっとショックですね。オフチャロフもほとんど歯がたたないほど馬龍は強かったですし、不調の張継科を2番に、絶好調の許シンを3番に下げるオーダーも、横綱相撲といった趣があります。
圧巻の中国の強さ、連勝街道はどこまで続くのか・・・。
WTTC 2014, Men’s Tema Final
China vs. Geamany
(フル)
(各試合ダイジェスト)
1番:馬龍vsティモ・ボル
2番:張継科vsオフチャロフ
3番:許シンvsフランジスカ
4番:馬龍vsオフチャロフ
にほんブログ村応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)
2014年5月8日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (6)
ジーコ不調ですね
しかしオフチャの強さも際立って、或いはドイツが優勝かと思いましたが…
許シンを三番手っていうのは張継科への喝かしら?
馬龍のフォアハンドはすごいですね
とくに4番のオフチャロフとの第3ゲームは圧巻です
もはやチキータは上手く使わないと狙い打たれる時代ですか。張継科の調子はともかく、オフチャロフの戦略勝ちですね。それを見たからなのか、バックハンドによる反撃をほぼ許さなかった馬龍の2~4球目攻撃は、フォア主体は時代遅れと感じる最近の風潮を嘲笑うかのようです。しかしあのフォアドライブは卓球というより、野球の豪速球を彷彿とさせます。
4番の馬龍VSオフチャロフ戦は競ったときの踏ん張りの差が出たと思います。攻められても弱気にならず何本でも粘り、攻め出したら返されても反撃されても強気で何本でも全力で攻め続ける馬龍の姿勢が、実力は拮抗していても結果として大きな差を生んだ気がします。たぶん2番の張継科VSオフチャロフ戦は立場が逆になっていたのだと思います。
ギリギリのところで、オフチャロフ選手より、水谷選手や馬龍選手の方が精神的にタフな卓球をしているように思いました。