江天一vs朱世赫 高雄招待杯
高雄招待杯での、江天一vs朱世赫の動画です。
朱選手も間もなく34歳ですか。トップアスリートとしての身体能力は、”本番”の大会でないこと、江選手がミドルを中心に攻めていること・・・などを指し引いても、やはり衰えがあるように見受けられます。全盛期の超人的な動きに比べたら、どうしても見劣りしてしまいますね。
しかし、カットの切れやボディーワークなどは相変わらず素晴らしい。思い切り体から遠いところに来たドライブを、手首だけでコースをつけてカットしたりなど、実に見事。カットのフォームは教科書にしたいぐらい美しいですね。バリバリの中国の1軍とかには難しいかもしれませんが、まだまだ朱世赫に勝てる選手はトップレベルでもそうそういない、のではないでしょうか。
対する香港の江天一は、カット打ちが非常に安定していて上手です。それほど変化に惑わされることもなく、粘られても焦らず、チャンスボールは逃さず、これまた教科書にしたいようなカット打ち。
朱選手も江選手も、どちらも気合全開・・・とはいいがたいですが、カットのお手本vsカット打ちのお手本のような、レベルの高い試合だと思います。
Joo Se Hyuk vs Jiang Tianyi (2014 Tai Ben Invitational)
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2014年1月8日
コメント
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コメント (5)
この大会って予選をリーグ戦で戦って成績優秀者4人が本戦準決勝に進めるシステムなんですよね?
朱世嚇と江天一のリーグにはオフチャロフとパーソンがいたはず。
ってことは少なくともパーソンはこのツワモノぞろいのリーグの中で2勝してるってことですよね、
招待大会とは言え50代近い年齢で世界のトップ選手を倒したパーソンもまたとんでもないバケモンですね笑
ジェニファーさんの言うとおり、パーソンすごい(笑)
江天一はすごく強い選手だけど、戦術があまりうまくない印象。
きっとパーソンの老獪な戦術にやられたのかなぁ。
パーソンはカット打ちうまいから、朱世嚇に勝てるのはなんとなくわかる。
確かに。グループAは、オフチャロフが全勝で1位通過、朱世赫と江天一を破ったパーソンが2位通過です。まさかここまでやるとは・・・。
短いですけど、パーソンvs朱世赫の動画ははこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=d6agoRlHFLE
朱選手、やはり年でしょうかね・・・
足の踏ん張りが利かなくなってきている気がします。
それにしてもパーソン選手、もう鉄人の域ですね。
ワルドナー選手とは違う、世界でもっとも偉大な選手としてもいいんじゃないかと思ってたりしてます。
江天一はロンドン五輪の男子団体準決勝では
朱選手に完敗だったんですが、今回は調子が良かったんですかね?