ジャパンオープン荻村杯2012、男子シングルス１回戦の丹羽孝希vsチェン･フォンの動画です。


チェン・フォンはWR113位のシンガポールの若手。この大会ではU21でベスト4に入っています。少々粗いですが、非常にパワーのある卓球をします。フォアもバックも非常に威力があり、両ハンドをブンブン振り回し丹羽に迫ります。

丹羽にとって、世界ランク的には圧倒的に格下の相手。ホームゲームのジャパンオープンでもあり、あっさり片付けたい相手ではありましたが、これがかなり苦戦模様でフルゲームまでもつれます。チェン・フォンの力押しで後ろに下げられ、打ち抜かれる場面が目立ちますね。

丹羽も下がってドライブを引き合ったりロビングを上げたり・・・といった技も非常にレベルが高いことはわかりましたが、後ろに陣取ると彼の良さが十分に発揮されないのも、また現状かと。水谷と逆ですね＾＾。

日本国内では丹羽の前陣プレーを中陣あたりから力でゴリ押しできる選手はほとんどいませんが、世界レベルでは結構いるかと。３回戦のシバエフ戦もそうでしたし、世界選手権でも押されて手こずる場面もしばしばありましたし、ワールドクラスのパワーにもう少し慣れる必要はあるやもしれんですね。

一桁世界ランクも目前、まだまだ高校生で十分過ぎるほどに伸びしろもあるはずですし、今後の（目先のオリンピックももちろんですが、さらにその数年先を）活躍と成長に期待ですね。

Japan Open 2012
Koki Niwa (JPN) vs. Chen Feng (SIN)

にほんブログ村応援クリックお願いします（にほんブログ村卓球ブログ）

2012年6月20日