劉松vsゴズィ
曲者といえば、この人こそ曲者中の曲者でしょう。アルゼンチンの帰化選手、リウ・ソン(劉松)。ファオ面裏ソフト、バック面粒高という、男子では非常に珍しい戦型の選手です。
2年前の世界選手権ロッテルダム大会で水谷隼が大苦戦したのは、非常に衝撃的でした。2011年にパンアメリカ大会で優勝し南米チャンピオンになっていたと記憶していますが、今はどうなんでしょう。
中国代表時代はカットマンだったらしいですが、現在は異質攻撃型、それもかなりアグレッシブなプレーをします。フォアで動きまくりドライブを連打しますが、フォアドライブの威力と、バックブロックの「緩さ」の落差がなんとも言えんですね・・・。フラフラフラ~と2テンポぐらい遅いタイミングでゆれながら飛んでいく粒高ブロックは、嫌らしいにも程があろうというモノかと。
相手は先日フランスチャンピオンになったゴズィ。2012年のフランスリーグでの試合のようです。
劉松、パリ大会ではシングルス、ダブルス、ミックスダブルスにフルエントリーしています。名のある選手を喰うか、楽しみなところです。
Simon Gauzy vs Liu Song – French League 2011-2012
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2013年5月13日
コメント
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コメント (8)
管理人さん、希少価値戦型特集ありがとうございます。
全て堪能しました。
世界卓球も組み合わせが決まりましたが、特に丹羽と馬龍の間の組み合わせは、楽しみな試合が多そうです。
聞けば、蔡振華選手も元・カットマンだったとか・・・
やはり左カットは(上級レベル)では、
矯正されてしまうものなのでしょうか・・・
カットから入った者(レベルは超低いですが)としては
ちょっと複雑なものがありますねσ(^_^;)
管理人さんはじめ、
知識豊富な常連の皆さんにお訊きしたいのですが
結局、左カットは何故ダメなのでしょう?
左カットは何故ダメ・・・ううむ、私もよくわからないですねorz。カットマンの方のほうが詳しいと思いますが・・・。
左カットの弱点ですが、ひとつは右プレイヤーのカーブドライブに対して、角度が出しにくいことや、右利きにフォアクロスに攻められると防戦一方になる、回り込みがしずらい、ストレート攻めされるときつい、打つにしてもカットマンはクロス方向に攻める割合が多いのでバックでブロックされるなどがあります。
管理人さん&カッコマンさん、ありがとうございますm(_ _)m。
なるほど、打つにしても守るにしても、
いろいろキツいのですね・・・
(やや)上級に上がる前に、先輩方から
「絶対やめろ。せっかく左なのに」とアドバイスを受けたのが
わかってきました。
なにぶん、ペンでもシェークでも、
フォアがひどく弱いもので、
いっそバックカット主戦でいこうかと思ってたのですが
甘かったですねσ(^_^;)
左中ペン表さん、自分の大変狭い体験にもとづいた見解なのであまりあてにはしないでください(笑)あとフォアが苦手ということですが練習+左の優位点を生かした戦術で
いくらでも上達できますよ。
練習これからもがんばってくださいV(><)V
カッコマンさん>
再度のアドバイス&励ましのお言葉、ありがとうとざいます☆
>狭い経験と仰いましたが、
かなりの上級者とお見受けしましたよ☆
フォアにつきましては、フォア打ちも満足にできず
畢竟、フットワークや攻撃習もできずにいたのですが
下がってのフットワーク・守備、
カット・カーブロング系は意外と入り・・・σ(^_^;)
割合“初心・中級”の方には
「ここでフォアショートでなく、
カットで粘れば勝てそうなのに」・・・と
正直、思いあがることもありますσ(^◇^;)(汗
藤井基男先生のご著書でしたか、
「要するに、カットに向いているのは、カットが好きな人」
と記させていたかと。
やはり、何事も練習ですかね。
これからはご指南どおり、左の不利な点も練習・練習、
左特有の攻撃も練習に励んで
思い切って僭越ながら「左カット」
を名乗らせていたごうかな・・・(←調子にのりすぎ?
改めまして、ご指摘&ご指南に感謝ですm(_ _)m☆
男性で粒高で卓球選手をやっているのが凄いです
卓球をやってたら解ると思うんですが本当にひたすらドライブゲーになってしまうから
粒高の変化や球質に慣れられて負けると言うのもしょっちゅうおきます
粒高は回転の影響を極めて受け難いですが実際問題上に上がる程ドライブで打ち抜かれて終わり、ドライブで浮かされてスマッシュされて終わりと言うのがしょっちゅうおきます
それをここまで上手に使って卓球でプロをやってるのが凄いです