グルッバvs宮崎義仁 世界卓球’87
今日の懐かしの動画で行ってしまいます。若い人はごめんなさい・・・世界卓球1987ニューデリー大会での、グルッバ(ポーランド)vs宮崎義仁の動画です。
故グルッバ氏は、80年台のヨーロッパを代表する名選手。固いロビングの守りと「居合い抜き」と称された強烈なバックハンドドライブで長く世界のトップレベルで活躍しました。
宮崎義仁さんは、ご存知日本代表前監督。全日本のタイトルは取っていませんが、1985のイエテボリ大会で日本人最高のシングルスベスト8(この記録は横浜大会で吉田海偉選手が達成するまで24年間破られませんでした)、ダブルスベスト8、団体ベスト4。このニューデリー大会でもダブルスベスト8、団体6位という成績を残しました。
特にバックハンドのアップダウンサービスがあまりにも強力で、宮崎さんのせいで(笑)サービスのルールが変更された(16cm以上サーブのトスを上げなければならない)と言われています。
しかしこうして動画を見てみると、やっぱり強いですね。バックハンドも打てるし、フットワークも速い。グルーがなかった時代(一部のヨーロッパ選手が使い始めていたころですか)ですが、決めに行くドライブも強烈です。
管理人が卓球少年だった頃、卓球レポートの連続写真で目を皿のようにしてみていた人たちのプレー、やはり感慨深いものがあります^^。
WTTC 1987: Andrzej Grubba vs Yoshihito Miyazaki
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2013年3月25日
コメント
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コメント (17)
いやー動く宮崎さん初めて見ました、うれしー
バックのアップダウンサーブって、どうやって出すんですかね‥。現在のルールでは出せないのでしょうか‥。
グルッバだったかゲルゲリーだったか、あやふやですが、
フォアに寄せられてバックを返球されたときに、左手に持ち変えてフォアハンドを振っていた動画をみたことがあります(笑)
オッサン世代には懐かしい動画です
宮崎前監督、攻守のバランスが良いですね!フォア、バック、フットワーク、初めて拝見いたしました。さすが九州人、顔が濃いですね!
宮崎さんの雄姿、30数年ぶりにお目にかかります。
うれし~ス!当時から、人並みはずれた身体能力でした!
宮崎さん、フォームがきれいですね~。
確か、中国の陳新華を破ってのベスト8入りだったと記憶しています(違うかな?)。
隣のコートで打っているのは、リ・グンサンでしょうか?
これはまた懐かしの映像ですねぇ!宮崎選手は背筋力が200kg以上有り体格もよく当時の日本選手としては珍しいパワー系でありながらバック系技術、サービス力が他の日本のペン選手よりも優れていたのが活躍した要因でしょう。
85年イエテボリ大会では確か1回戦でこのグルッバ、そして裏裏カットマンさんのおっしゃる通りベスト16で団体戦全勝の秘密兵器・陳新華を破ってのベスト8進出ですね。準々決勝では伏兵ロ・チェンチュンに1−3で惜敗。得意のアップダウンサービスをロがフォア側までバックの粒高で処理したためサーブがあまり効かなかったとか。
真似しましたね、このバックアップダウンサービス。文字で説明するのは難しいですが普通に斜め下を出すバックスイングから表面バックドライブするように擦ってアップサービスを出します。普通に考えればバレバレのモーションですが宮崎選手は超高速でスイングするので見分けづらかったようです。
宮崎義仁さんの現役のプレーは初めて見ました。実績は知っていましたが、なかなか現役のプレーを見ることができず、どれほど凄いのかわかりませんでした。
宮崎さんは昔の日本人らしく素早いフットワークと強烈なフォアドライブを持っていますね!
正直、若い私でも今日の動画は見れてよかったと思っていますよ!
宮崎さんと言えばバックサーブですね。
インパクト時の振りの早さがポイントです。今の16センチルールでも充分通用するでしょう。特に若い世代にはバックサーブでアップダウンの変化は効きますよ。余談ですがオロチャロフの強さの要因の一つはバックサーブですね。
貴重な映像感謝です。
訂正、オフチャロフでした。
当時アップダウンサーブと言えば韓国のキムワンが有名でした。キムのサーブは宮崎さんと違ってフォームはほぼ同じ。写真でもよく分からなかった。動画だともっと分かりにくく、その後の殺人バックハンドで川村公一選手(日産)がやられています。
宮崎さんはこの試合で大活躍するまでは国内でこんなにサーブが話題になったことは無かったと思います。国内のトップ選手にはサーブがそんなに効いてなかった印象です。しかし、裏面にアンチを貼っていたこともあり、元世界チャンプ長谷川さんが西日本大会で?負けた時、アンチラバーを貼っていてサーブの変化が分からなかったコメントしていたと記憶しています。
ペンのバック強化は当時も叫ばれており、ペンバックドライブの第一人者であったとも思います。
小野誠司選手、横山敬民選手、三上雅也選手と近大、ヤマハ系の選手がバックドライブが上手かった。
懐かしの映像繋がりでブルガリアのローコフの映像って無いんですかね。知らない人にはかなり新鮮なプレースタイルですからね。
> 許ッシンさん
ローコフ(ルコフ?)とはまたレアなw
これまた85年イエテボリ大会の1回戦で日本期待の斉藤清を破った選手ですね。
長谷川さんが西日本選手権で負けたのは日産の永瀬選手ではなかったですか?(この試合のベンチコーチで前原さんの横にいますね)確か卓レポの「作戦あれこれ」で言及されていた記憶が...間違ってたらすみません。
宮崎、川村、永瀬、前原、全員ペン反転ですねw
グルッバ選手の動画が見られるとは、思ってもいませんでした。
両ハンドからの強烈なドライブが印象的で、
今でも、お手本は、ワルドナー選手&アペルグレン選手&パーソン選手&グルッバ選手です。
最近、岸川選手が加わりましたが・・・(^^;)
貴重な、動画をありがとうございます。
<呂林さん
指摘されて急に腰が引けてしまった許ッシンであります。早速調べてみました。1983年4月号の「作戦あれこれ85」に出ています。宮崎さんの写真も出ていてアップサーブの写真です。
ローコフ!懐かしいでしょ?あの時は「まさかあの斉藤が負けるなんて!」とショックを受けたものです。
ところで呂林さんは呂林のファンですよね?私もファンです。この前オークションでニッタクのワンタオ、呂林のダブルスビデオを購入にて見てます。ミスが少なくてカッコいいんですよね。
長谷川さんが負けた試合なら・・テレビ(NHK教育)で実況された大学対抗戦の一試合が不思議と記憶に残っています(明るい映像)。大正大の確か木村さん(ペンホルダー前陣タイプ、左一枚?)が愛工大の長谷川さんを負かしました。自分が小、中学生の頃です。当時は日中対抗なども放映されていました。
> 許ッシンさん
すみません、私が間違ってましたね。ごめんなさい。
ローコフの件、当時のわたしも斎藤選手の敗戦は信じられませんでした。東京大会ベスト8で期待も大きかったですから、まさかブルガリアのペン選手に負けるなんて全く予想外でした。
わたしのハンドルネームはニッタク「ロリン」を使用していたからでして...特別ファンというわけでは(^_^;)
今は馬琳、許シンのファンですね。ラケットも中ペン裏裏になってますw
>YS11さん
長谷川さんが大学生当時小学生なら私よりちょっと先輩ですね。
前原さんあたりの世代でしょうか。
偶然手に入れた伊藤繁雄さんが世界チャンプになる前に全日本タイトルを獲った時のレポートが手元にあるのですが、昔は報道のされ方が、華々しいですね。
始めたばかりの頃はもう引退されてましたので現役時代のプレイは映像でしか見たことはありませんが、卓球にどう接した良いかを長谷川さんから相当多く影響されましたね、考えてみれば。プレイは無理でしたけど。笑
当時の一番の疑問。
台から離れちゃいけない!と長谷川さんがレポートに書いていたが、ロビングが得意。