張怡寧vs金キョン娥
ちょっと前の試合ですが・・・世界卓球2007ザグレブ大会女子シングルス準々決勝、張怡寧vs金璟娥の動画です。非常に珍しい、金璟娥がボコボコにされた試合です。
金キョン娥・・・ご存知の通り日本女子にとって天敵と言っても過言ではない存在です。昨年の世界選手権団体準々決勝のみならず、北京五輪3位決定戦、アテネ五輪福原愛戦・・・何度の日本選手が金選手にメダルの夢を阻まれてきたことでしょう。
大崩れすることが全くなく、近年でもストレートで一方的にのされた試合は見当たらない、というぐらい安定感抜群のカットマンですが、この試合は張怡寧の完璧な攻撃の前に「手も足も出ず」、という敗れ方をしました。
張怡寧のドライブは破壊力抜群、というわけではないですが、ミスがない・変化がわからない・そしてコースが読めない、と完璧なカット攻略です。普通、「ミスがない」とか「変化がわからない」とかは強いカットマンに冠せられる言葉ですが、攻撃型の張怡寧が当時の最強カットマン・金キョン娥を相手にこういう卓球ができるってことが驚きです。
一見すると金キョン娥が何でもないミスを重ねているように見えますが、張怡寧のドライブの回転量・長短・コースの変化が凄まじいのでしょう。同じフォームで打っているように見えるのに・・・。
動画は尻切れトンボで終わっていますが、そこはご愛嬌ということで^^。
WTTC 2007, Women’s Singles Quater Final
ZHANG Yining (CHN) vs. KIM Kyungah (KOR)
にほんブログ村応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)
2013年1月3日
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (4)
アテネの準決勝でも当たってましたが、
なんであんなに金暻娥がらしからぬミスを連発するのか
わかりませんでした。
非常に玄人好みの戦いを張怡寧はしますね。
ドライブの回転量やツッツキの回転量が素人には判りませんね!
張怡寧は非力ながらもスイングスピードが速く、孔監督?に近いカット打ちをしますね!
影虎さんのコメントに同感です。張怡寧のカット打ちのフォーム、特にフォアクロスの決め球は孔令輝に非常によく似ていますね。実況者の「相当乱暴に見えるけれど、きちんとコントロールがされている」という解説は非常に適切だと感じます。
ホントに張選手強いですね~