謝賽克vsワルドナー
管理人のオヤジ趣味で、昔の動画を。今を遡ること約30年前、1983年のスウェーデンオープン決勝・謝賽克vsワルドナーの動画です。
当時はティーンエイジャーのワルドナー、現在の体型が信じられないほど^^線が細いですね。しかし打ち負けないパワーはありますし、テクニックも素晴らしい。この頃すでに世界を制する才能の片鱗を見せてます。
対する左ペン表の中国選手は謝賽克。80年代前半に活躍し、ダブルスで銀2銅1(ミックスも金1銅1)のメダルを獲得した名選手です。さすが中国伝統の速攻型、先手を取った時の攻めの速さには驚かされます。ただ、先手争いではワルドナーがやや優位か。
それにしても、ワルドナーもそうですが、この謝賽克と同年代の何志文も未だに欧州のプロリーグで活躍しているってのは、これまたスゴイですね。
Jan-Ove Waldner vs Xie Saike (Swedish Open 1983) Final
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2014年2月7日
コメント
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コメント (14)
中国選手のラバーが青い?気のせいですかね?
それにしてもワルドナーはバックハンドの巧さが十代ながらこのころの技術レベルだと飛びぬけているように感じますねー
謝賽克は下回転に対するフォアハンドでドライブを多用した最初の表ソフト選手ですかね。
青い表ソフトはこの当時珍しくありませんでしたが、両面同色OK(というか両面で色を変えるという発想がなかった)のこの当時にワルドナーはなぜ異色にしていたのでしょうね。同じ年の世界卓球東京大会のときは普通に両面赤でした。
このころは青いラバーや
黄色いラバーがあったんですよね!
ワルドナーが現代にいたらチキータをガンガン使っていたのかが非常にきになるところです…
やっぱり青いですよね、ラバー
ワルドナーのフォアストレートへのドライブがすごい
フォームがまったく変わらない
健太や馬龍や丹羽くんが使うカット性ブロックも、ワルドナーはこのころから使っていたんですね
そうそう、昔は結構ラバー色のバリエーションがありましたよね。スペクトルも確か青があった覚えがありますし、黄色いラバーはヤサカのトルネードでしたっけ。アームストロングに制覇という名前の茶色いラバーもあったような・・・。
緑色のマークVもあったような・・・(笑)
トルネードは黄色ですが透明色でスポンジやツブが透けていたんですよね。
茶色のラバーは確か「征服」と言ってたような・・・。色もチョコレート色と言ってました。(ホントに見た目板チョコのようなので、ラケットに貼るとこれが本当の「板チョコ」でした。)
ワルドナーは馬琳と並んで卓球の天才と思います。彼が出現しなければ、中国も未だにペン表が主流で、馬琳も表ソフトを使っていたかもしれません。
ワル様はなんてこた~ないのにやたら強いww。ここが天才と言われる所以なんでしょう…。
謝賽克のラバーは完全に青ですww。
謝賽克の長い動画を初めてみました。
今度は王会元の動画がありましたらぜひお願いします。
ラバーについて、蔡振華に代表される裏+アンチ・粒高による中国勢の異質変化プレーを封じ込めるため1984年からラバーは両面異色とするルールになりました。ワルドナーが異色なのはそのルールを先取りしたのでしょう。両面同じラバーを使う彼らには関係ないですからね。
その後、両面異色といいながら青+黒、暗い赤+黒など紛らわしい組み合わせが横行しITTFが組み合わせシートを使って規制していましたが90年代に「赤と黒のみ」に規制強化された経緯があります。
当時の中国の表は青が多かったですね。謝はPF4-651ですかね。
また表でドライブを多用したのは’73世界チャンプの希恩庭が最初かと思います。おそらく謝蔡克は希恩庭の指導を受けたのではないでしょうか?その系譜は陳龍燦に受け継がれていますね。
30年前の話ですが,琥珀色のトルネードという触れ込みで販売していた気がします.
当時,私は中学生で,緑色のマークファイブを使っているおっちゃんもいましたし,友達が青色のスペクトルを使っていました.
顔料の関係で弾みなど変わるのかもしれません.
ある人によれば,赤は弾んで黒は回転がかかるという話でしたが…(じゃあ,青や緑は?となります).
僕が卓球を始めたのは,赤と黒の両面を異色にするというルールに変わった頃だったのですが,それ以前は,両面同色でハンドハイドサービスOKでしたし(これはしばらくはOKでした),ぶっつけサービスなども普通にあったようですし,どうやってレシーブするのかなと今から思えば凄いなと思います.
やっぱり卓球というスポーツは進化していますね。
今では日本の中学生のほうが動画の選手達より強いでしょう。
技術やトレーニング方法、用具や指導法にいたるまで、飛躍的に向上して、卓球というスポーツを高めていますね。
そう考えると、何志文は今でも強くなっているという。。
化物ですねw
非常に貴重な動画をありがとうございます。しかもダイジェスト編集してあり、とても見応えがありあました。
ワルドナー選手はバック側にくる謝賽克選手のナックルショートやスマッシュを上手くバックハンドで処理しています。また、フォアドライブを広角に打ち分けて謝賽克選手を揺さぶっています。まぎれもないペン表ソフトに対する正攻法でしょう。
現代卓球では当たり前の技術ですが、この時代はスピードチャックありの38mm卓球です。この頃の表ソフトは、ループドライブがスマッシュしやすかったり、中陣からも強力なスマッシュが打てたりと大きなメリットがありました。加えて謝賽克選手のように左利きならば、相手のコース取りも甘く抑えることができるので、ほぼ最強の戦型だったかもしれません。
そんな謝賽克選手の強烈な変化卓球に対して、正攻法で攻略したワルドナー選手は、ホントにすばらしいです。
彼は、いったい誰にこんな戦い方を教えてもらったのでしょうか?もし自分で思いついたり、開発したりしていたとしたら、彼は私たちが考えている天才以上に「もっともっと天才」だったのかもしれません。