王励勤vsワルドナー ジャパンオープン’97
沈む夕日に昇る朝日の後は、温故知新ということで^^。今を去ること17年前、1997年のジャパンオープン決勝、王励勤vsワルドナーの動画です。
それにしても王励勤が若い!髪型が坊っちゃん刈りっぽくて、今とはまるで別人の趣です。見た目もちょっとひ弱そうですが、実際昔の王励勤はメンタルが脆く、「ガラスのハートの持ち主」、「技は1流だが心は2流」などと国家隊の首脳陣に酷評されていました。その求道的なストイックさから、後年に鋼鉄の肉体と精神を手に入れるわけですが、それはもう少し後の話。
で、’97年といえば、ワルドナーがマンチェスターで全試合ストレート勝ちという、驚異的な内容で2度目の世界チャンピオンになった年ですね。この頃はまさに円熟期といえる時代だったのではと思いますが、特にバックハンドの多彩さが目を引きます。
ドライブはもとより、弾いたり止めたり横回転ショートを混ぜたり・・・。今はこの頃よりボールが大きくなり、こういう技も効果が薄くなったのでしょうが、レシーブからゴリゴリと攻めていく現代卓球とは少し趣が違いますね。
それから、ワルドナーのサーブ。エースとりまくってます。ハンドハイドの禁止は劉国梁潰しとも言われましたが、ワルドナーにも相当大きな影響があったのでは。
21点制、38ミリボール、グルーあり、ハンドハイドサービスOKと、現代とはルールも用具もかなり異なりますが、楽しんで下さい。
1997 Japan Table Tennis Open Men’s Final Jan-Ove Waldner vs Wang Liqin
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2014年12月28日
コメント
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コメント (1)
まず、なにより若い(笑)
それはさておきワルドナーの動きは美しいですね
ゆったり動いているようなのですが、きちんと完璧なボールを打てていますね
無駄がないのでしょうか