リクエストがありましたので＾＾。1982年ヨーロッパ選手権決勝、アペルグレンvsワルドナーの懐かし動画です。


後に卓球界の皇帝となるワルドナーですが、この時はまだ16歳。体の線も細く（今の容姿と比べると・・・orz）、パワーという点ではかなり見劣りします。しかしこの時のセンス抜群のプレーで、元世界チャンピオンのステラン･ベンクソンをして「彼は神の子」と言わしめたとか。この試合では同じクラブの先輩であるアペルグレンに敗れますが、創造力あふれるプレーは後の活躍を予感させます。

対するアペルグレンも、この勝利で初のヨーロッパチャンピオンに。以後合計3度ヨーロッパ選手権を制し、ワルドナーやパーソンと共にスウェーデンの黄金時代を担うことになります。現世界ベテラン選手権50代のチャンピオンですが、スウェーデンリーグでいまだにプレーしているそうですから驚きですね。

驚きついでに、今年の何かのオープン戦でワン・シと対戦した動画も上げておきます。ワン・シといえばブンデスリーガでほとんど敵なしの強さを誇るカットマンですが、アペルグレン、カット打ちめちゃめちゃ巧い。後陣からのフィッシュやドライブも、無駄な力みが全くない美しいフォームで、往時のプレーを彷彿とさせます。

ワルドナーもアペルグレンも、末永くプレーしてほしいですね。

アペルグレンvsワルドナー


ワン・シvsアペルグレン