張本智和vs水谷隼 H29年度全日本選手権
H29年度全日本選手権男子シングルス決勝、張本智和vs水谷隼の動画です。
水谷隼選手は準決勝でも松健選手をストレート。決勝まで危なげなく勝ち上がってきました。
そして対する怪物、張本くん。ジュニアでは全試合ストレートで優勝とその強さを見せつけましたが、一般でも大島選手や森薗選手に完勝するなど、とどまるところを知らず。結果についてはご存知の通りですが…。
年末に「もはや年明けの全日本は、本命・張本くん、水谷・丹羽選手らですら対抗馬、と言っても過言ではないのでは」と書きましたが、正直心の何処かで水谷選手らが立ちはだかるのを期待していました…。しかし水谷選手に曰く、「今日の彼のプレーが特別なものではなく、普段どおりの実力なら、これから何回やってもボクは勝てない」。恐るべき才能です。
これで先輩を追う立場から追われる立場になり、また日本のみならず世界の強豪各国からも完全マークされる存在になったわけですが、そのプレッシャーを撥ね退け勝ち続ける精神力が、これからは重要になってくることでしょう。この年齢にして国内にライバル不在。あまりにも早熟な天才を、日本卓球界はさらに羽ばたかせることができるかできるか、問われている気がします。
コメント
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コメント (8)
張本のバックに来た球を対角に抜く速い球は、中国のワン・リキンを思い出させました。
この記事の、最後の段落の部分に同感だから、不安ですね。
驚くべきは 張本のサーブとレシーブのうまさである。準決勝の森園戦も決勝の水谷戦もほとんど3級目攻撃をされていないし、ほとんど先手を取っている。おまけに 日本一のバックハンド。水谷は2ゲームよく取れたと思う。 COACH OF THE YEAR は、間違いなく張本のお父さんだ。 日本の指導者は張本のお父さんにコーチの仕方を学ぶべきではないのか。
4セット目の最初の空振りが流れを戻したかもしれないです。
国際舞台ではマークも研究もされるでしょう。今のままで中国トップレベルに届くとは思えないですが、かなり近づいたのは確かです。
水谷選手より球威と速さのある中国トップ3との試合を早く見てみたいです。
張本選手、優勝おめでとうございます。
ここ10年ほど、水谷選手に並ぶ選手は出てきませんでした。吉村選手・丹羽選手は全日本で1度水谷選手を破っていますが、いずれもフルゲームまで競った試合でした。両選手には申し訳ないのですが、まぐれ・バカ当たりで勝ったと言う人も私の周りには多かったです。
しかし、今回はついに水谷選手を超える天才が現れたということでしょうか。打点の速さ、コース取りの厳しさ・・・
他の日本選手とは明らかに精度が違いましたし、敗れた水谷選手本人も管理人さんのコメントの通りの発言をしています。(吉村選手・丹羽選手に敗れた時は自身の調整不足、判断ミスが敗因と語っていました。)
今後の世界卓球では水谷選手・張本選手をシングル2点起用できるということになり、個人的に張本選手の台頭は大変嬉しいです。また、水谷選手もまだまだ世界トップランカーであることに変わりはないので、まだ引退せず、日本卓球界を引っ張っていってほしいです。
強いのもだけど、全日本一般の部の初めての決勝で緊張せずにプレイできることがすごい。
雄叫びどうのこうの言う人にはこの優勝の瞬間を見せるといい。
主要大会で中国選手に勝てる可能性の世界トップレベルの日本選手が14歳!?!?恐れ入りや、超期待です。張バウアーが見られるのは中国選手に勝つ時ぐらいしかないんじゃないですか?