石川佳純vs松澤茉里奈 全日本選手権2013
全日本選手権女子シングルス準決勝、石川佳純vs松澤茉里奈の動画です。リクエストがありましたので＾＾。
松澤選手は青森山田高校卒で淑徳大の選手。山田高校時代の2009年に世界ジュニア代表になり、決勝の中国戦でも3番手に起用されています。が、陳夢に全く歯が立たず破れ、シングルでもグループリーグで敗退と悔しい結果に。時の大岡女子ジュニア監督が「今まで世界を意識していない子がポッと来てやったわけだから、今回の経験を今後生かしてほしい」と言っていましたが、その言葉に応えるように翌年に全日本学生選抜優勝。今年の全日本でも準々決勝でニッセイの田代早紀を沈め準決勝まで進出してきました。
で、動画は最終ゲームのみですが、優勝候補筆頭格の石川佳純が追い詰められる緊迫の展開。最終ゲームまでどういう展開だったのかはわかりませんが、前半は松澤選手のストップレシーブが見事に3球目攻撃を封じ込め、5－3とリードしてチェンジエンド。
ただこの辺から勝ちを意識してしまったのかレシーブが乱れ、石川ペースに傾いてきます。石川選手はかなり松澤選手のバック側にボールを集めていたように見受けられますが、それを福原選手のようにバックハンドで押し込んでいくことができなかったところが残念ですね。
試合の最終局面でアップ系サーブを中心に攻めていった石川選手と、やや受け身にまわりレシーブとバック強打の精度を欠いてしまった松澤選手。この辺が勝負強さの差、メンタルの差・・・でしょうか。
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2013年1月26日
コメント
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コメント (4)
フルゲームまで迫った松澤選手、ここまで上がってきたその強さを見せました。ラン決ではジュニア優勝の松平志穂と当たった。（兄のマツケンよりしゃがみ込みサーブは強いと言いたいほど＾＾うなりが聞こえそうなくらいで、昨日はオーストリアＯＰＵ２１を制してしまった！）
その下のブロックには何と選考会１位、２位の森薗と鈴木が同居していた。しかしその二人を破ったのが森さくら（青森山田から大阪昇陽）、ジュニアでは小学生平野を逆転し準決勝では最高の高速ラリー戦を浜本由惟と演じた。さて、一般ベスト１６で戦った松澤、森に共通していた所とは・・日本女子の中では良い体格パワーを活かした、前陣で”かぶせていく”強い両ハンドカウンターボールであったと思う。
女子で意外に（失礼）活躍したのはノーシード中央大のカット根本理世であった。三宅や前田美優などを下し、ベスト１６では石川佳純と点数は接っていた。（観戦記の一部として）
リクエストを取上げて頂いてありがとうございます。
松澤選手、雰囲気がありますね。サービスは上手いし、パワーはありそうだし、大きな試合に慣れていって大化けしてほしいです。
Ｐ.Ｓ. バタフライの大会写真、女子シングルスの表彰式の松澤選手の満面笑みの写真がよかった。
ちなみに、以下は私の勝手な妄想。左から順番に、
1）いいなあ 2）いいでしょ 3）ニコニコ 4）アーア勝てたのにな
(続）根本選手、北田選手と組みダブルスでは３位！表彰台に上がっていました。単３回戦では本道期待のカット佐藤瞳をフルゲームで下していた。去年放映された、松下浩二さんに直で教わっていた小さな佐藤選手も、今や次の日本代表の大型カットマンに成りえるとひいき目ではなく思います。この中学チャンピオンが次にシードの高校チャンピオン前田美優と対戦出来ていたらより面白かったのですが・・ジュニア準々決勝の松平志穂戦は見逃しましたが記録はかなり競り合いです。
さて全日本直後ということで心配もあったオーストリアＯＰですが、Ｕ２１で男女とも優勝と日本勢が活躍しましたね。
石川佳純がシングルス準々決勝で世界ジュニアチャンピオン朱雨玲を破った試合は圧巻の一言。ＰＣの前で’よし’’すごい’と声を上げていました（笑）。６ゲーム目追いつかれながら決めてくれた。佳純ちゃん、やはり勝負師です。（出来るならアップと講評、コメントをお願いします。）そんなプレーヤーがこの松澤戦でここまで苦しむのが分からないほどですが、それが「卓球の試合」ですか。
私の一番理想の選手です！