森薗政崇vs三部航平 全日本選手権2013Jr決勝
平成24年度全日本選手権男子ジュニア決勝、森薗政崇vs三部航平の動画です。2人ともドイツ・ブンデスリーガ2部でも活躍していますが、高校・中学のヤマダ同門対決・・・。
森薗くんは準決勝で優勝候補筆頭の村松くんを3-1で沈め決勝、三部くんは第2シードで混合ダブルス優勝の田添くんをこれまた3-1で振り切り決勝進出です。
優勝したのはご存知の通り、森薗くん。優勝インタビューで「ぼくは体格もよくなくセンスも大してなくて、元気と気迫だけで勝ち上がってきたような選手」と語っていたそうですが、センスについては謙遜として、体格では確かに年下の三部くんのほうが高校生に見えますね。森薗くんのほうが身長も低く細身で、一見するとひ弱な印象。
しかし試合になるとその体格差を全く感じさせないプレーで、終始三部くんを押し込んでいます。森薗くんの3球目攻撃の成功率が異常に高い上、レシーブに回ってもほとんどのサーブを台上バックドライブで攻め込んでいっています。強打のコース取りも厳しく、フットワークも速く、三部くんは守勢に回ってしまうこと度々。
特にジュニア選手ともなると、同門の年下が相手では相当なやりにくさを感じるのではないかと思いますが、まるでチャレンジャーのような森薗くんの気迫あふれるプレーは素晴らしい。
実姉の美咲選手は世界選手権パリ大会の選考会を1位通過し代表入りを決めていますが、お姉さんに負けない強い選手に育って欲しいですね。
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2013年2月9日
コメント
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コメント (6)
森薗政崇選手、彼が小学生のとき関東カデット?だったか覚えてないのですが、対戦したことがあります。もちろん私はボッコボコに負けたのですが、彼自身が言っているとおりセンスというのはあまり持ち合わせていないような気がします。だからこそですが、常人には理解できないような努力や高みを目指す志がとても素晴らしい選手だとおもいます。またお姉さんの存在や、お母さんがずっとどんな大会でも後ろで応援していたのを見ていたのでそういった環境にも支えられているからここまでこれたんだとわたしは思っています。
確かに最近の代表は丹羽、水谷、松平と天才型が多いですよね。しかしそれ故に調子に波があったりプレーに気迫が欠ける等と弊害もあるような気がします。
僕としては今後松ケン兄や森園くんのようなガッツある人が代表には必要だと思います。
実力で劣る日本が中国に勝つには気迫が勢い無くしては無理だと思います
確かに、丹羽君や健太君や真晴君たちと比べると、センスが見劣りする気はしますが、
それを超越するような、およそ想像もつかないほど努力に努力を重ねてると思います!
神君や平野君ともども是非とも頑張って欲しいですね!
森園選手は、なんで右利き相手には、相手のサーブをバックでしかレシーブをしないんですか?
チキータばかりではなく、たまにはフォアでドライブを打つとかすればいいのに、なんでバックでしかレシーブしないのでしょうか?
あえてしないのか、それとも単に頭が悪いのか?
>ニセミズタ二さん
まず三部選手はあまり打ち合いでは勝てないと思っていると考えられます。だから短いサーブを多用していると。対して三部選手にラリーで勝てる自信がある森薗選手は短いサーブをチキータで打つことで、自分に得意なラリー戦に持ち込んでいるのではないでしょうか。
その証拠に森薗選手は長いサーブを多用しています。この辺は同校対決らしい読み合いというものではないでしょうか。
森園君イケメん!!!