平成23年度全日本卓球選手権大会準決勝・吉村真晴vs松平健太、第３ゲーム～の動画です（復旧記事です）。


ベスト８決定戦で吉田海偉、準々決勝で優勝候補の丹羽孝希を破った松健。驚異の爆発力でベスト４まで勝ち上がってきた高校生ルーキー・吉村も、日本代表を倒すのはさすがに無理かと思われましたが・・・。

強烈な両ハンドドライブで元世界ジュニアチャンピオンを逆に撃沈。長いリーチをしならせて打つフォームは、かなり王励勤に似ているような・・・。松健の甘いドライブを横殴り気味のカウンタードライブで仕留めるところなど、まんま王励勤ですね。

ところで吉村選手が合間合間に両手を広げるバックハンドの素振りをしていますが、あれは平岡さんの提唱するスイングかと。そういえば野田学園のアドバイザーをしていましたね。決勝で解説の宮崎NT監督が「今までの日本人が持ち得なかった威力のバックハンド」と評していましたが、スパイラル打法恐るべし・・・。

最後の第５ゲームは、１０－８でゲームポイントを握られてからも臆することなく攻め続け連続ポイント、最後は松健のレシーブ強打がアウトして決着、と決勝戦の結末を暗示するかのような決着です。

スーパーオールラウンダーの水谷、超速速攻の松健＆丹羽、カットの新星村松にパワープレーの吉村etc、日本も類稀な才能が次々と開花してきています。中国を打倒できる日が来るか・・・期待したいですね。

All Japan Table Tennis Championship, Men`s Singles Semi Final
Yoshimura Maharu vs. Matsudaira Kenta



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2012年1月21日