張継科vsティモ・ボル ワールドカップ2014
ワールドカップ2014準決勝、張継科vsティモ・ボルの動画です。
準々決勝でアルーナの挑戦を退けた張継科、次戦で中国最大のライバル、ティモ・ボルと対戦です。
ボルはフランスのマテネを4-1で沈め、準々決勝ではオフチャロフもストレート。このところあまり分の良くなかったオフチャロフに完勝したのは、相手が本調子ではなかったとはいえ勢いがついたことでしょう。
さて、試合は出足張継科ペースでしたが、次第にボルも調子を上げ激しい打撃戦に。最終ゲームまでもつれ込む大熱戦になりますが、張継科の最後の集中力と爆発力はやはり凄かったですね。ここ一番の普通ならビビってしまう場面で120%の力を発揮できる稀有なメンタルが(逆にここ一番でないとMAXのパワーを発揮できないのかもしれませんが・・・)、グランドスラマーたる所以なのでしょう。
ナイスゲームです。
2014 Men’s World Cup Highlights: BOLL Timo vs ZHANG Jike (Semi Final)
(ダイジェスト)
(フル)
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2014年11月2日
コメント
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コメント (8)
張継科ってフォアのフォームかわりました?
ぼるは最後のエッジにしてもほんとに男前で尊敬するプレーヤーです
前半、お互いにタイミングが合っていないような?プラボールはどのような特徴があるのでしょうか?ロリンさん教えて下さい。
素晴らしい試合でした!
今でもボルは中国の対抗馬としてトップだと再確認させられますね
>影虎さん
あくまでも地方の一愛好家とその仲間でのつたない経験での話ですので参考になるか不明ですが(ニッタクのプラ3スターでの感想)
ちまたで言われている通り、打球感が硬い、重い、それから飛ばない、回転掛からないはその通りと思いました。あと球質にもよりますがショートサーブ、ストップなどがすごい止まります。もう一つ弾道が上にあがるというレビューを見たのですが我々の場合では逆に低く出るという印象でした。
後はボールの表面処理の問題もあるかもしれませんがドライブ系技術で薄く擦る打ち方ではスリップしてミスが頻発しました。特に粘着との相性は良くないと感じました。擦るにしても面で押しつける比率を一定以上あげないと落ちたりしますね。もともとテンション系で厚くとらえる人たちはあまりシビアな影響は受けないようでした。
ただし、今のところメーカーによってボールの特性がかなり違うらしいので対応が難しいですね。
この試合の張継科もかなりアジャストしてますが、ドライブ系技術でまだ擦り打ちすぎてミスになってるところがあるように私には見えました。自分の能力を最大限解放できずに抑えて入れに行ってる感じがします(特にフォア)。ただ、プラボールだというバイアスがかかった状態で見てますから気のせいかもしれないですけどね。
中国選手は擦るように指導されているし、張継科はかなり擦り打ちの方でかつ台の近くでプレーしているので一番アジャストが難しい戦型だと思うんですが、さすが世界チャンピオンですね。そういう思いがあって優勝後のアレが出たのかな?
水谷選手のブログによると、「ワールドカップから色々なラケットやラバー試しているがなかなかしっくりこない、他の選手も1試合ごとにラケットかえたり何本ものラケット試したりと悪戦苦闘しているよう、毎週試合があるのでしっかり練習したり試したりする時間が取れず、試合が用具調整期間みたいになっている」とのこと。
これまでセルロイドボールで膨大な練習時間を重ねているだけに、トップ選手はアジャストするのが簡単ではないのでしょうね。
最後のエッジボールへの対応から、やはりボル選手は紳士だなと思いました!
技術面も勿論ですが、あのスポーツに対する精神も見習いたいところですね。
呂林さんへ!詳しい説明、ありがとうございました。
単にボールサイズを変えなくても材質を変えることでかなりの影響があるのですね! 感覚、タッチ等に敏感な水谷選手は感覚的に慣れないボールには調整が大変でしょうね!