アルーナvs張継科 ワールドカップ2014
ワールドカップ2014準々決勝、アルーナvs張継科の動画です。
今大会の最も大きなサプライズが、現アフリカチャンピオン・ナイジェリアのアルーナの活躍でしょう。
フォームなどはメチャクチャですが、独特の球質とタイミングで放たれるフォアドライブは驚異的。バックハンドは怖さがないものの、張継科をして最後までタイミングを合わせることができなかったようです。
アフリカ系アスリートが持つ天性の身体能力の高さは、陸上やバスケットボールなど様々な競技で証明されているところ。現代卓球を最も体現している世界チャンピオンと、その真逆を行く野性的な卓球の対決、好き嫌いはあるでしょうが、管理人は非常にエキサイトしました。
インドのアチャンタを初めて見た時も「野生」を感じましたが、チキータやYGをも使わず(使えない?)ラリー戦一本で勝負するアルーナは、さらに野性的。この規格外の卓球でグループリーグでは松健を討ち取り、決勝トーナメントでは唐鵬をも4-2で沈めています。
水谷隼のベスト4入りの活躍を差し置いても紹介したくなってしまったアルーナの動画・・・楽しんで下さい。
2014 Men’s World Cup Highlights: ARUNA Quadri vs ZHANG Jike (Quarter Final)
コメント
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コメント (16)
4:35~のポイントは日本人や中国人には無理ですね。
ナイジェリアの選手では若い方ですかね。
南半球も侮れなくなってきました。
これから細かい技術が入るとポテンシャルもすごいですしものすごく楽しみですね!
いやーアルナ最高でしたね!
張継科の理詰めサイボーグ卓球をフォア一本でぶち壊しかけました。
両ハンドドライブ+カウンターの現代卓球じゃなくても世界で
通用するんだなあと、ペンドラの自分も勇気をもらいました。
ボールへの執着心がすごいですね。
ファアの威力は馬龍にも引きを取りませんね。北京五輪でセイブを下したトリオラを思い出しました。
ちなみにナイジェリアは北半球にありますよ、揚げ足取りしてすみません。
セイブにパワーをつけたようなプレースタイルですね。
ドライブの威力が半端ないですね。
荒削りながら(荒削りであるがゆえに?)、引き合いの強さとダイナミックなプレーが観る者を魅了します。
最後に張継科が左手を添えて健闘を讃えた(実力を認めた)のが印象的でした。
上を目指して、さらなる飛躍を期待します。
プレーの質は全く洗練されてないように感じますが、それでもここまでやってしまうんですね。まだまだ強くなれそうです。
ドライブの伸びが凄いですね。前の動画のコメントで個性があって中国に対抗できるような選手が出てきて欲しいとかきましたがまさかこんなに早く面白い選手が見つかるとは思いませんでした。
ぜひ、松健、唐鵬を倒した試合を見たいです。
Upお願いしやす!
ナイジェリアはトリオラだけかと思っていましたらこんなすごい選手がいたとは!
身体能力と粘りがすごいですね!
パワーだけでは中国卓球に引けを取らないのでは?
成程、4:35のポイントは凄まじい!インドのアチャンタを連想するやわらかいフォームですね。
ただ、この手の選手って技術学ぶのがプラスになるのかどーかの不安も…。
的外れな例かもしれませんが、k-1のボブサップが技術学びだしてから確実に力落としてしまった、攻略されやすくなってしまったケースみたいのもありますし。
上手くチキータやフリックを彼なりに吸収してほしい。そして中国の牙城を脅かしてほしい。
いつも面白い動画をありがとうございます。
管理人さんのおっしゃるとおりアルーナ選手の健闘がすごいです。
ですが、この試合には、もう一つ面白いものがあります。
張継科選手のただならぬ雰囲気です。これには、いつもと違ったものを感じます。
相手の作戦に真面目に対応しているところや、礼儀正しく声かけをしているところや、後半は自分から変化をつけているところなど。
冷静さと集中力に加えて、若干の余裕も感じます。決勝に進むまでに何セットも落としていましたが、もしかしたら、この時点から張継科選手はすでに仕上がっていたのかもしれないですね。
ちなみに4:35~のポイントは張継科選手が最後は譲ってますね。
アルーナ選手最後のほうチキータ真似してますね