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卓球強化書3│一流の技を動画で学べ!!

リ・チュンリvsビビアン・タン ロンドン五輪オセアニア予選

ド・マイナー試合ですみません。ロンドンオリンピック・オセアニア大陸予選第2ステージ決勝、ニュージランドのリ・チュンリ(李春麗)vs、オーストラリアのビビアン・タンの動画です。若い人には受けないでしょうが、いい試合なんで・・・。


リ・チュンリを覚えている方は、結構なマニアかと。昔、日本の池田銀行などに所属しスーパーサーキットなどで活躍していた選手です。今や絶滅寸前の日ペン表速攻とう戦型ですが、さらにバックハンド主戦型という超希少種。日ペンなのに超バックハンドが巧いです。よくもあれだけ、前陣でバックハンドを連打できるもの、さすが元中国代表選手。

しかも戦型が珍しいだけでなく、昔は韋晴光(後の偉関晴光さん)と組んだ混合ダブルスで全中国選手権に優勝したり、男子のオリンピック日本代表選手(鬼頭選手でしたっけ・・・)を喰ってしまったりと、選手としても輝かしい実績をお持ちの方です。

そんなリ・チュンリーが50歳で(何志文より数ヶ月年上?!)五輪出場権を自らの手でもぎ取ったのですから、実に痛快な話。世界トップレベルに勝つ力はないでしょうが、中堅レベルの強豪相手にサプライズを起こして欲しいところ。

だがしかし、予選を通過したものの(オリンピック出場は)確定していないらしい・・・。何でもニュージーランドオリンピック協会は全競技を通じ、上位に食い込める実力を持った選手しか五輪に派遣しない方針だとか(予算不足のせい?)。

個人的にはぜひロンドンオリンピックに出場して欲しい選手ですが、どうなることでしょう・・・。

Oceania Olympic Qualification Stage 2 Final
Li Chunli (New Zealand) vs. Vivian Tan (Australia)

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2012年4月25日

コメント

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  • コメント (1)

    • 管理人
    • 2013年 9月 23日

    この動画のおかげで角度打ちのコツがわかりました! ありがとうございます!
    千世 梅ノ森

    小中学生のときにテレビで観た(日中対抗戦が放映)李赫男というメガネを掛けていた選手ははるかにバックハンドの威力、スムーズさがあったと遠い記憶・・うん十年前、当時世界チャンピオンの深津さんが敗れた悔しい思い出とともに。
    曹燕華(王国誌での来月号インタビューが楽しみ)や星野美香(7回全日本優勝)、玄静和(千葉大会統一コリア優勝の映画が完成)などペンの名選手が続きました。
    現在、女子のペンはほとんど「絶滅」か(青森山田の宋くらい?)。男子は少数精鋭、最近のオリンピックでは、アテネと北京はペンホルダー同士!の決勝でした。裏面ペンは中国の若手が世界ジュニアにも出場します。同じスタイル、日本の加藤由行(愛工大1年)に昨年のインターハイから注目しています。全日本ダブルス準優勝、今のワールドツアーには自主参加している。色々なタイプがいて卓球は面白い。今後に期待します。
    YS11

    スピード感があっていいですね。 すばらしい。 ワンパターンの男子トップの試合より見ごたえあります。
    Pooh00340

    少なくとも卓球においてはオリンピックが世界選手権よりレベルが落ちますね。こんなお年も参加を目指しているとは。。。。
    mimidogs

    管理人さんへ
    新サイトに移ってから初めて書き込みします。YMと申します。
    ご存知かもしれませんが卓球王国5月号の23頁によると
    ニュージーランド・オリンピック委員会には「個人スポーツでは世界ベスト16以上に入る可能性がある選手を五輪代表と認める」という規定があるそうです。
    理由は書いてありませんが、ニュージーランドの五輪委は予算が限られていて派遣する選手を絞り込んでいるのではないでしょうか?
    団体戦のオセアニア代表枠はオーストラリアになるはずで、個人戦でベスト16以上に入るとは判断されていないでしょうからかなり出場は厳しいと思います。
    YM

    フォアとバックの切り替えが巧い選手です!ミート打ちはかなりナックルになっているようで相手がかなりミスしています、現代では稀なハイリスクハイリターンな古典的な表ソフト選手ですね!結構好きなタイプです!
    Y-nagao

    こんなにもバックハンドを積極的に振る片面ペンホルダー選手を初めて見た。 現代のトップ選手とは(優劣はともかく)全く別系統のスタイルで、絶滅危惧種というのは言い得て妙と思う。 後を継いで発展させる選手が現れれば「化石」になるのは免れるのだろうが…
    JMS

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