張継科vs馬龍 リオオリンピック
リオオリンピック男子シングルス決勝、張継科vs馬龍の動画です。
水谷隼との壮絶な準決勝を切り抜けた馬龍、決勝はライバルの張継科です。張継科は台湾の陳建安、ルーマニアのクリサン、日本の丹羽孝希、そしてサムソノフを沈めての決勝戦。
最近のパフォーマンスを見ると、心技体に充実をみているのは明らかに馬龍でしょう。ちょっと昔の問題児ぶりはどこへやら、このところの張継科はコートの内でも外でも随分と角が取れ丸くなった印象がありますが、ギラギラした覇気を失くした分プレーも冴えもなくなっているように思えます。
が、ここ一番で覚醒しスーパープレーを連発するのも張継科。一昨年のワールドカップなどその典型でしたが、その辺りがWR2位の樊振東、同3位の許シンを差し置いてシングルス代表に選出された要因でしょう。
順当に行けば馬龍、覚醒すれば張継科、勝負の行方は…。
(ITTF謹製・前振り動画)
(試合動画ダイジェスト)
(フル動画)
2016年8月13日
コメント
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コメント (7)
うわーすごい!鎖を引きちぎったサムソンのようです。チャンジーカも悪くないのに、この迫力ではかなわないですね。テレビで見れないのでどんな試合だったのかなあと思っていました。どうもありがとうございます。
馬龍選手、優勝おめでとうございます。結局、二人とも世界選手権・オリンピックのチャンピオンになりましたね。馬龍選手、このところのツアー大会で出場すれば優勝してましたから、驚きも感心も特にありません。二人の試合も何度も見ているので特にコメント,いたしません。個人的には、ドイツ勢が残念です。
水谷戦は他の方々が沢山コメントするでしょうから。ただ、あの試合で馬龍も日本で大人気だったのが嬉しい。水谷選手ありがとう。手に汗握って見てました。
そして待ちに待った科龍大戦でしたが、結末はアッサリでしたね。張継科は腰が万全ではなかったようで。
双子星と呼ばれた二人が実績でも並ぶ。凄いことです。大団円ですが、この二人の紆余曲折はドラマに出来ることでしょう。残り少ないキャリアでしょうが、今まで楽しませてくれたことに感謝します。
王皓の引退した今、もはや馬龍の独走を止められる選手はいませんね。まさに圧巻です。
オリンピック2連覇ならずか・・・残念・・・
1セット目が勝敗の鍵だったのかなぁ…張継科残念。
2セット目以降、張継科選手のバックハンドのミスが目立ち始めたのは、やっぱり腰の影響が大きかったのでしょうか。
特に台上でのプレーは、頭が高い位置のまま、打球を取ろうとして打ちミスしているようですし、急に振られたフォアも飛びつけず、ラケットに当てるのが精一杯のようでした。
やはり、馬龍選手にハンデを背負ったままでは勝つのは難しいですね。ただ、打点の早いバックハンドでの競り合いなど要所で張選手のいいところが見られてさすがだなというプレーもあったように思います。できれば、まだまだ活躍を見ていたいなと思うのですが。
張選手は日本人選手にとって、お手本になる、最も理想に近いスタイルだと思うので。