ジオニスvsアポローニャ ヨーロッパ選手権2013
ヨーロッパ選手権2013男子シングルス準々決勝、ジオニス(イオニスとかギオニスとかも表記されます)vsアポローニャの動画です。
今大会絶好調、団体戦準優勝の立役者となったジオニス。1回戦からフランスのサリフ、オーストリアのガルドシュ、ロシアのスカチコフと、各国準エース級の強豪を連破して準決勝進出。ポルトガルのアポローニャも、2大会連続準優勝のバウムを降してベスト8入りしています。
ジオニスは攻撃用ラケットを使っているんでしたっけ。フォアドライブの威力は並みの攻撃型選手をはるかに凌ぐものを持っています。それでいてバックカットの守備は相当に固く、簡単には抜かせません。バックに打っても抜けずミスもぜず、フォアに回せば強烈なドライブをぶちかまされる・・・。さらにジオニス、体がでかくて手足も長いので、プレー領域が恐ろしく広し。横への移動に関しては、コート全面ほとんど穴がないですね。ただ、斜め前へ動くときに、少し隙があるか・・・。
前半は完全にジオニスペースでしたが、アポローニャも次第に落ち着いてきて、前後の揺さぶりも加え劣勢を少しずつ盛り返してきています。中盤に使っていた、角度打ちっぽいフラットな打ち方も効いていたようです。
それにしてもジオニス、試合後の態度もいいですね。タッチはダメと言うつもりはないですが、健闘をたたえ合う姿っていうのはやっぱりアスリートとして『美しい』です。一卓球ファンとして、ビッグゲームではこうあってほしいな・・・と思います。
European Championships 2013, Men’s Singles Quater Final
Tiago Apolonia vs Gionis Panagiotis
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2013年10月19日
コメント
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コメント (8)
アポローニャのセンス、ジオニスの意地
実に美しい
なんかアポローニャは安定感重視メイスみたいな印象
そしてイケメン
ジオニス選手強いっすね。
っていうか日本選手(軽部選手以外)じゃ
多分、負けるのでは?
昔、松健が陳選手にやられてました
が、ジオニス選手と試合しても
多分、負けてしまうでしょう。
これから結構カットマンが活躍してくるから
日本選手はカット対策を十分にしたいですね。
長文失礼しました。
バックカットの弾道が実に美しいですなあ
ただ、試合内容とはあまり関係ないですが
試合中ずっと右手に腕時計してませんか?(笑)
管理人様はアジア式の握手やダブルスにおけるパートナーへの接し方などがあまりお好きではないようですね。
私はアジアでよく見られるタッチ式の握手や試合態度もかっこいいと思います。コートでは常に闘志を燻らせているぞって感じがして。武道で言うところの残心ですかね。それに似た精神が根付いているような気がしてとても興味深いです。
utiha sasukeさん、ジオニス選手には、2012年ロンドンオリンピックのときに、岸川選手が4-3のフルゲームで勝っていますよ。
あと2011年のポーランドオープンのときに、松平賢二選手も4-2で勝っています。
イオニスのラケットは確かコルベルだったと思います!そのラケットであのカットの安定感は凄いですね!
フォアドライブは完全にドライブマンのフォームです。また、まれに前陣でブロックしたりと技術的にも多彩かもしれないですね!
そうでした。岸川選手は勝ってました。(すいません。)
松健の兄も勝ってましたか…初耳です。