ディヤスvsルベッソン ヨーロッパ選手権2016
ヨーロッパ選手権2016男子シングルス準決勝、ディヤス(ポーランド)vsルベッソン(フランス)の動画です。
決勝戦はすでにUP済みですが、この準決も両者の持ち味が出た好試合。どちらも前陣をキープして早い攻めを志向するタイプのようです。
ディヤスはポーランド期待の若手。ダブルスでも決勝に進出していますし、調子が良さそうです。今年の世界選手権でもガオ・ニンやフレイタスなどの強豪を破る活躍を見せています。現世界ランクは45位、去年の今頃は108位で、今年の3月から50位以内をキープしていますから、かなり力をつけて来ていることが伺えます。
しかしこの試合では、ルベッソンの勢いが止まりません。特に三球目攻撃の成功確率が異様に高いですね。それと特徴的なのはフォアハンド。やや小ぶりのスイングですが、横殴りのドライブというよりスマッシュに近いような球質で、これがまた効果的なようです。どんなレシーブをしてもこのフォアハンドの餌食になってしまい、ディヤスも打開策を見つけられないでいるよう。
欧州はドイツの力が落ち、絶対的な強者がいない混沌とした状況になっているように感じます。ジュニア世代はフランスが席巻していましたが、果たしてシニア世代でも今後フランスが台頭してくるのでしょうか。
Jakub Dyjas vs Emmanuel Lebesson (ETTC 2016)
コメント
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コメント (3)
やはりラリーではルベッソンに1日の長があります。
ルベッソン選手、ゾーンに入ると止まらない感じですね。横殴りの様な強打は独特です。これが又よく入る。恐れ入りました。
ドイツはボルの後が育たないとキツそうですね
ジュニアが強いフランスに加えて、世界卓球三位のイングランドやシュラガーアカデミーのあるオーストリア、リアで日本を苦しめたポーランド…
ヨーロッパの勢力争い面白くなりそうです